チャレンジャーシリーズ日本大会 北京銀のイグナトワ(旧姓トゥルソワ)らも出場

CS木下グループ杯、島田麻央がシニアの国際大会初出場初優勝で鮮烈デビュー!佐藤駿が2位

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チャレンジャーシリーズの日本大会「木下グループ杯」が9月4~6日、東京江東区・辰巳の田中貴金属アイスアリーナで開催。世界ジュニア女王の島田麻央選手(木下グループ)がフリーでトリプルアクセルと4回転トウループを決めてシニアの国際大会初戦を優勝で飾り、ミラノ・コルティナ・オリンピック銅メダリストの佐藤駿選手(エームサービス/明治大学)が今季初戦で表彰台に上がる2位と好スタートを切りました。SPでトップに立った中井亜美選手(TOKIOインカラミ)と中田璃士選手(MFアカデミー)もシーズン序盤から上々の仕上がりを見せ、総合順位は4位と5位。SPでやや苦戦した青木祐奈選手(日本建物管財)と三浦佳生選手は、フリーで巻き返してそれぞれ7位に入りました。総勢4組の日本チームが出場したアイスダンスは、吉田唄菜&森田真沙也組(木下アカデミー)が6位で日本勢トップにつけ、櫛田育良(木下アカデミー)&島田高志郎(木下グループ)組が7位、紀平梨花(鹿島建設株式会社)&西山真瑚(オリエンタルバイオ)組が8位、山下珂歩&永田裕人組(日本大学)が12位。

さらに、今大会にはロシアとベラルーシ所属の選手が個人の中立選手(AIN)として出場。両国所属の選手はウクライナ侵攻により、2022年の北京オリンピック以降は国際大会への出場制限がなされていましたが、今シーズンはISUの審査を通過した選手には個人の中立選手(AIN)の資格が与えられ、国際大会への出場が認められることに。今回、北京オリンピック銀メダリストのアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トゥルソワ)選手ら、13組の中立選手が出場し、注目度の高い大会となりました。

各カテゴリーの結果、選手たちのコメントとともにフォトギャラリーをお届けします!

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女子1位 島田麻央がトリプルアクセル&4回転成功にガッツポーズ

 (2つ前の)イグナトワ選手が4回転ルッツを決めて素晴らしい演技をしていることは知らなくて、自分の演技に集中してリンクインしたので、それが逆によかったかなと思います。ショートでは回転不足をとられてしまったんですけど、フリーでトリプルアクセルを降りたときは「これは大丈夫」という確信のあるジャンプが跳べたのでよかった。4回転トウループも会場に入ってから調子がよかったので、自信を持って跳びにいって降りられてすごくうれしかったです。
 ジュニアのときはなかなか(4回転が)決まらなくて、自分のコンディションが100%じゃないと決まらない状態だったので、「このまま続けていたら、ミスをして負けてしまうこともたくさんあるんじゃないかな」と、やめようかなと思ったときもあったんですけど、4回転トウループは中学1年生からこだわり続けてがんばってきていたので、諦めたくないと思ってここまできました。ロシアの選手が来る前は4回転をやっている選手があまりいないので、4回転は“おまけ”みたいな感じだったんですけど、ロシアの選手が来るとおまけではなく、絶対に跳ばなきゃいけないという思いに変わって、逆に自分の調子も上がった。ロシアの選手が出てきたなかでの優勝、自分がすごくいい演技ができての優勝なので、さらにうれしさは増しているかなと思います。

男子1位 ウラジスラフ・ジキジ 急遽の出場でシニアの国際大会初出場初優勝

 国際大会に出られて素晴らしい気持ちです。しばらく出ることができなかったので、感動しています。拍手をいただけて支えられましたし、とても応援を感じることができました。正直、優勝できるとは思っていませんでしたが、いい滑りができれば結果はついてくると思っていました。自分の感情を表現しようと意識して滑ることができて、技術や振付の面でも安心してできた。もっとがんばらないといけないところもありますが、全体的にはよかったと思います。まずは4回転ルッツを(フリーに)2本入れて、それから4回転アクセル。今シーズンはまだ4回転アクセルを跳んでいませんが、これまでのシーズンは(国内の)ジャンプ大会で入れていたし、これまでも跳んできたジャンプです。
 (一緒に練習した佐藤駿選手と中田璃士選手は)素晴らしい選手たちです。スケーティングもジャンプもすごくて、ぼくも彼らのように滑りたいけど、まだうまくいかない。本当に尊敬しています。足元をしっかり感じられている選手たちで、そこはまだ自分に足りていないところです。
 銀座はもう行ったので、明日(6日)は渋谷に行きます。写真を撮って、みんなにお土産を買いたいと思っています。

ペア1位 アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー 元ユーロ王者が4年ぶりの国際大会でスロウ4回転成功

コズロフスキー「シーズンの最初としてはよかったです。一部のミスで点数を失ってしまったのは残念ですが、全体的には9月という時期、ぼくらの年齢も踏まえれば、ジャンプがうまくいっていることもよかったと思います。(スロウ4回転は)サーシャ(・ボイコワ)が本当に美しかった。でも演技中は本当に忙しくて、その美しさを堪能している時間がないんですよ。1位を獲れてよかった。これはお金では買えないものですから。大会では他の選手よりもうまいかではなく、以前の自分よりも上だと証明すること、勝利のために突き進むことが大事。それが歴史になっていくと思います。滑りは忘れられてしまうこともあるから、記録を残すことも必要。単に素晴らしい滑りをするだけでなく、勝利することも大事なんです。アリガトウゴザイマス」
ボイコワ「ブランクがあるとすぐミスが出てしまうので、私はつねにスロウの練習をしていたいんです。ときどき『いまのは4回転? 3回転?』と言われることもありますが、自分たちでもわからなくなるくらい。ほかのカテゴリーの選手たちも交流しているので、国内の大会よりもリラックスして臨めたところもあるかもしれません」

アイスダンス1位 ディアナ・デイヴィス&グレブ・スモルキン 自作の詩とAI楽曲によるオリジナルのFD

スモルキン「素晴らしい観客でした。日本の方はいつもこんなふうに応援してくださるので、日本で試合に出られてとてもうれしいです。シーズンが勝利で始まったこともうれしい。リフトはちょっと難しかったところがあるので、評価が落ちたところについては検討したいと思います。オリンピックのあとは新しい経験を積んで、まずは次のGPフランスで結果を出すことを目標にしたい。自分たちのプログラムを堪能できるように、2人が1つになれるようにしていきたいです」
デイヴィス「フリーの音楽は、私が作詞をして、その詞に合うような音楽をAIで作りました。歌詞に合う音楽がなかったので、AIで作ろうということになりました」

>>次ページ:佐藤駿、中井亜美ら注目選手フォト&コメント

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