青木祐奈、三宅咲綺が今シーズン初戦で表彰台に

サマーカップ2026 女子はシニアで島田麻央、ジュニアで石崎波奈が優勝

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「木下カンセープレゼンツ サマーカップ2026」が8月9~12日、木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県大津市)で開催されました。多くの選手が新シーズンのスタートを切るサマーカップ。選手権女子では、今季がシニアデビューとなる島田麻央選手(木下グループ)がSPでトリプルアクセル1本、フリーで4回転トウループとトリプルアクセルを1本ずつ降りて完全優勝を果たし、2位に抜群の安定感を見せた青木祐奈選手(日本建物管財)、3位に怪我からの復帰戦となった三宅咲綺選手(シスメックス)が入りました。

ジュニア女子では、オーストラリア代表の石崎波奈選手(MFアカデミー)がフリーでトリプルアクセル2本を決めて圧勝し、今年4月に木下アカデミーに移籍した岡田芽依選手が2位、昨季のジュニアグランプリファイナリスト金沢純禾選手(木下アカデミー)が3位に。新シーズンに向けて好スタートを切ったメダリストたちのコメントをお届けします。大会後、石崎選手はJGPラトビア大会で優勝、岡田選手も同大会で2位、金沢選手はJGPタイ大会で2位と、国際大会でも輝かしい成績を収めました。

女子1位 島田麻央「高校野球から勇気をもらって」

優勝という結果自体はすごくうれしいんですけど、いつも失敗しないところでミスしてしまったのが少し悔しい。今日は本当に緊張していたのですが、まずアクセルを決めることができて、トウループも少し回転が足りない判定ではあるんですけど降りることはできたのでそこは良かった。その他にミスが2つほど出てしまったところ(3ルッツ+3トウ、3ループのアンダーローテーション)がもう少し練習しなきゃいけないところだなと思います。4回転を降りることができたので、このままノーミスでいきたいっていう思いが増して力がいつもより入ってしまって、跳び急いでしまったのが原因かなと。(木下グループ杯は)まずはロシアの選手の4回転ジャンプを見られるのがすごく楽しみで、学べるところがたくさんあると思います。(フリーは)アフリカの民族の曲で、自然の豊かさを表現しています。衣装を見たときはすごいびっくりしたのですが、綺麗で唯一無二の衣装なのですごくうれしかったです。夏の楽しみは高校野球。同い年の方もいるので、頑張っている姿を見て、自分も勇気をもらえるところが好きです。

女子2位 青木祐奈「滑っているだけで迫力が伝わるスケートを」

最初のルッツ+ループは、3回転+3回転の予定が3回転+2回転になってしまったのがとにかく悔しいんですけど、ひとまず大きなミスなく最後まで滑り切れたので、そこはよかったかなと思います。もう少し表現の部分を詰めていきたいのですが、ひとまずは点数的にも悪くないスタートが切れた。すごく仕上がってるねとか、調子いいねって言われるんですけど、MFに移籍してから数年は自分のなかでは結構安定していたので、そこが試合でちゃんと合うか合わないかというところが、去年の全日本から噛み合ったかなという印象です。昨シーズンのグランプリシリーズでたくさんのミスをしてから、自分のなかで意識するところを変えてみたら結構それがはまって、そこにさらに結果がついてきて、自信を持ってスケートができているかなというふうに思います。今回のフリーは「シルク・ド・ソレイユ」の凄みみたいなのを伝えるのにスピードが必要。綺麗に滑るのは得意なんですけど、坂本花織ちゃんみたいな、滑ってるだけで迫力が伝わるみたいなスケートができていないので、そこをしっかり練習で探しながら、やっていきたいなと思います。

女子3位 三宅咲綺「ミーシャ先生は一緒にいて成長させてくれる存在」

3位にびっくり。でも、ショートが終わった時点で目標は3位って決めて、頑張ったら届くかなと思っていたので、それが達成できてうれしいです。(怪我はありましたが)不安とかはなくて、滑れない時に積み重ねたトレーニングだったり、ジャンプを跳ばない期間にやったスケーティングが良かったのかなと思います。トリプルアクセルは帰ったらすぐ取り掛かりたいです。骨折してから食事の大事さにすごく気づいて、回復速度だったり、食べるもので体が作られているということを改めて感じました。カルシウム中心の生活にしたら1週間でもだいぶ治りが違ったので、いまは食事にも気を使っていて、毎日自炊しています。牛乳でカルシウムを摂るようにしているけれど、摂りすぎると太る原因にもなるので、量を決めてやってます。選考会が上手くいかなくて落ち込んでいたのですが、ショートを振付けてくれたミーシャ・ジー先生が「ぼくを満足させるのは難しいことだ! でもぼくが笑顔になってるから大丈夫。自信を持って」と言ってくださった。一緒にいて成長させてくれる存在ですね。

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ジュニア女子1位 石崎波奈「この大会で滑らせてもらえてありがたい」

優勝できてめっちゃ嬉しいし、みんなの前でいい演技ができて嬉しい。フリップこけてちょっと悔しいけど、最後まで頑張りました。練習通りに滑って、自分のベストを頑張ってやりたいなと思っていました。めっちゃみんな応援してくれて、もっともっと頑張る気持ちが出て、とてもいい会場だと思ったし、嬉しい気持ちで楽しめたと思います。青木祐奈さん、中井亜美ちゃんも毎日一緒に練習して、習うものをいっぱい見られています。今年も去年みたいに試合を楽しんで、スケーティングの点数とか、スピンの点数が上がるように、レベル4も全部取れるようになりたいです。日本のスケーターのみんなめっちゃ上手いし、レベルも高いから、日本スケート連盟が(この大会で)滑らせてくれてとてもありがたいと思います。小さい時から跳ぶのが好きで、ずっとジャンプしていました。4回転はトウとルッツを練習していて、まだたぶん試合には入れないけど、降りれるように頑張ります。アンバー・グレン選手が大好きで、アンバーの試合は全部見ています。パーソナリティもめっちゃ好きだし、スケートも強いし、演技も綺麗だから。学校はオーストラリアのオンラインの学校です。(村上)遥奈ちゃんもオーストラリアの代表になって、メンバーが増えてめっちゃ嬉しいし、一緒のジュニアグランプリに出るから楽しみです。スケートを始めた時はパースの一緒のチームで滑っていました。

ジュニア女子2位、岡田芽依「自分の持ち味を忘れずに演技していきたい」

アクセルでミスが出てしまったのは悔しいんですけど、そのほかはしっかり落ち着いて大きなミスなく決められたのは今回良かったところ、回転不足が結構ついてしまったのが悔しいところです。 でも今回歓声がすごくて、ジャンプを降りた時の拍手もすごかったので、とても嬉しかったです。波奈ちゃんはジャンプ力が本当にすごくて、トリプルアクセルも完璧に降りられるのがすごいなと思っています。私もやっぱりトリプルアクセルはしっかり跳ばなきゃいけないなと思っているんですけど、自分の持ち味を忘れずに、自分に集中して、今後も演技していきたい。濱田(美栄)先生から、曲をしっかり捉えて表現できるところがいいところと言われているので、あとはジャンプの安定感をもっと出していけるように頑張りたいです。今日は「アクセルは6分間練習でいいものが跳べていたからそこがちょっと悔しかったけど、他は頑張ったね」と言ってもらいました。

ジュニア女子3位、金沢純禾「内容的には悔しい3位」

去年はメダルを獲れなかったので3位は嬉しい気持ちなんですけど、内容的には悔しい3位かなという感じです。フリーはスピンのレベルが取れるんですけど、ショートでちょっと落としがちなので、もっと練習しないといけないなと思いました。来週、ショートの振付師の村元哉中さんにブラッシュアップをしてもらう予定なので、スピンの時間とかも見たりしたい。時間が迫ってきて、急いじゃって、レベルが取れてなかったりするかもしれないので、そういうところを一緒に見てもらいたいです。フリーは最後まで集中しきるということを大事に練習しようかなと思ってます。(石崎選手にとって自分は)まだまだ足元にも及ばない存在だと思っているので、しっかり私も高難易度ジャンプを習得して戦える立場になりたい。ロシアの選手たちと戦うのは楽しみの方が強いんですけど、高難度ジャンプもバンバン跳ぶので、すごく怖いです。恐怖心はあるんですけど、とりあえず自分ができることを最大限やって、それでも表彰台に乗れなかったりしたら、それが自分の実力かなと思います。憧れのトゥルソワ選手は、強い曲でもゆっくりな曲でも“トゥルソワ選手”っていう個性があって、すごく好きです。(理想の)4回転はトゥルソワ選手なんですけど、トリプルアクセルは浅田真央さんだったり、紀平梨花選手だったり、いろんな選手のを見てて、全員すごく回転スピードが速いので、しっかりそこを掴んで目標にしていきたいなと思っています。

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