2026年5月26日
2030年のオリンピックを目指して、2026-2027シーズンから参戦

本田真凜&宇野昌磨、アイスダンスチームで再び競技へ!

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本田真凜「オリンピックは必死に叶えるべき場所」

-- 改めて、オリンピックという場所について。
宇野 ぼくはオリンピックというものに特別な思いを(持っていたわけではなく)、1つの大会だとずっと言ってきました。もちろんその思いは変わっていないんですけど、アスリートとして競技に挑戦となったときに、いちばん大きな目標をまず掲げる。目標を明確にして、そこに向かって突き進むというのが、1人ではなく、2人だからこそ、共通の認識を持ちたいなと思いました。明確に目標があったほうが、そこに向かって進んでいくというのが、間違いなく楽しいと思ったので、オリンピックというのはシングルのときよりも、ぼくはたぶん意識して挑戦すると思います。
本田 私は、スケートを始めたうえで、いちばん最初に思った目標がオリンピックを目指したいというところで、やっぱりそれが本心で。その気持ちに、引退したあと、思い残すことはないと自分に言い聞かせるように、「次のステップに進まなきゃ」って、社会に出て、次に自分が生きていくうえで何をしなきゃいけないのか。そんな状況のときに、いまこの選択をして、この道を選んだ自分に絶対「よかった」と思ってほしい。そのために自分自身もがんばりますし、オリンピックに出るという目標を掲げて、そのために私たちが競技に挑戦するので、そこは叶えるべき場所であるし、自分たちが必死に叶えていかないといけない目標だと思っています。

―― お2人だからこそ作り上げられる演技は、どんなものを見せたいか。
宇野 2人とも素晴らしいスケーターなので……
一同 (笑)
宇野 難しい質問ですね。本当に2人のよさをどんどんどんどん見つけて、見る人にも素晴らしいと思っていただきたいんですけど、ぼくたちが競技を選択したからには、自分たちが納得できる、素晴らしいと思える演技をどんどん見つけていきたいと思っている。もちろんいまは練習に取り掛かってはいるんですけど、いまよりも明日、そしてどんどんどんどん日に日に更新していくものだと思うので、いろんな可能性を探りながら、よりいいものを見つけていければなと思います。
本田 いろんなことを経験させていただいたうえでも、やっぱり氷上で滑っている私がいちばん好きというか、氷の上で演技をしている昌磨くんがいちばん長く見ていたいと思う。アイスダンスの演技を客観的に見てもすごく素敵だなと思うので、そういう演技をどんどん極めていって、見てくださっているみなさんにも何か届くようなものをたくさん、この道のなかで、いろんな景色をみなさんと共有していけたらうれしいなという気持ちです。

―― 競技用のプログラムについて。
宇野 アイスダンスという競技をやろうとしてぼくも初めて気づいたんですけど、シングルとは大きく違って、毎日新しいプログラムを作り続けるかのように、毎日(プログラムを)更新していくんですね。曲を伸ばしたり、切ったり、要素の男性女性の位置を入れ替えたり、そもそもの技を変えたり。曲も日に日にどんどん変えていったりする毎日なので、この曲で練習するとかはやっているんですけれども。ぼくたちもまだ、こんなにアイスダンスとシングルが、練習の仕方が大きく違うんだなと、ぼくもまだいろんなことを勉強していて。ぼくたちはシングルをたくさんやってきて、競技のルールもまったく違うものなので、少しずつではあるんですけれども、かたちになって競技会で見せるのが楽しみだなというのが、ぼくたちの現状です。

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宇野昌磨「絶対、隣は自分がいいなって」

―― アイスダンス挑戦に際して相談や報告をした方はいますか。
宇野 ぼくはそういうことを話す人がいないので……ステファン(・ランビエル)には伝えました。「Ice Brave」のメンバーも3日前ぐらいまで知らないぐらいあまり言わなかったりしていた。ステファンも、ぼくたちが言ってはいないものの、ショーにしてはガチだったので、なんとなく勘づいてはいたと思います。そうですね……はい。そんな感じです。(笑)
本田 この後で答えづらいんですが……最初にアイスダンスを学んでいきたいというところで、日本でアイスダンスを教えてくださるかもしれないという方には、まずショーを目指してアイスダンスという競技について学びたいと、いろんな方に協力していただいたんですが、振付をしていただいたりとか、(そのとき教わった)コーチの方には私たちから、わりと早い段階で、そのためのプログラムを作っていただくためにお話しさせていただきました。あとは家族ですね。昔から切磋琢磨してきたり、いろんなことを理解してくれているので伝えました。
宇野 家族にも言ってなかったわ……
森田 本田さんが家族に伝えたときの反応は?
本田 言っておかないといけないかもしれないんですけど、「しょまりん」っていう名前に……
森田 チーム名が?
本田 チーム名みたいなのをたぶん決めなきゃだよねというので。みなさんがすでに使ってくださっている「しょまりん」というのを選んだんですけど、それをいちばん最初に妹が私たちをまとめて呼び出すときに「しょまりん」って言っていたんです。(笑)それを使い始めたのがきっかけだと思うんですけど。練習は、映像を見て確認してという繰り返しの作業で、揃っている、揃っていない、タイミングのズレというのは映像を撮影して、それを見て(修正していく)。深夜の練習ではあるんですけど、ときどき撮影係として望結が氷に乗って、この前も4時間ぐらい練習に付き合ってくれたりとか、協力していただいているので、すごく感謝しています。

―― 復帰のシーズンをオリンピックシーズンではなく、来季にした理由を教えてください。
宇野 今季にしなかった理由というのは、2024年の10月に2人で決めたことではあるものの、それこそオリンピックを経験した身として、やっぱり1年でオリンピックの舞台に、みなさんは同じスケートだからと思うと思うんですが、ぼくはこんな感じですけどオリンピックがどれだけ難しいことかをわかっているからこそ、ちゃんと2026年じゃなくて、2030年を目指すということで。オリンピックに出たいからという思いだけではなくて、ちゃんと競技者として2030年のオリンピックを真剣に目指したい。そういう思いの強さから、ぼくたちは2024年の10月には決めていたものの、2026年のシーズンからやらせていただくことになりました。

―― 宇野さんから本田さんへお声かけしたということですが、シングル時代からアイスダンスへの憧れがあったのか、本田さんのスケーターとしての可能性を日々見るなかで、アイスダンスに挑戦したいと思うようになったのか。また、eスポーツとの両立についても教えてください。
宇野 もともとはアイスダンスへの憧れはまったくなかったです。アイスダンスというものを深くちゃんと知らなかったからこそ、よさも、難しさも知らなかったし、シングルのときはシングルに集中という感じだったので、アイスダンスを見据えて引退とかまったくそういうのではなかったです。ただ、実際に引退してみて、真凜のスケートを見ていくなかで、やっぱりより多くの人にこの素晴らしさを伝えたいとも思ったし、ただ、まあ……ぶっちゃけると、(パートナーは)ぼくじゃなくても真凜のスケートの素晴らしさは伝わると思うんですね。仮にぼくじゃない素晴らしいアイスダンサーと組んだら、きっと数年でトップレベルで戦っている、それぐらい素晴らしいスケーターなんですけれども。でも、ほかの男の人とトップで滑っている姿を想像しても、「いや、それはな……」と思って。どうせならっていうか、絶対、隣は自分がいいなって。普通に言うなら、まあ、ぼくは思うんですよ。なので、はい。こういう決断になりました!
森田 eスポーツとの二刀流についても。
宇野 1日は24時間あるので、12時間練習して、12時間残るので、そこでなんとか食らいついていければなと思っています。


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