2026年6月29日
オリンピックシーズンを越えて、メダリストらと新世代が新シーズンへキックオフ!

「ドリーム・オン・アイス2026」新横浜で開催!

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「ドリーム・オン・アイス~日本代表エキシビション~」が6月26日、KOSÉ新横浜スケートセンターで開幕しました。ミラノ・コルティナ・オリンピック銅メダリストの佐藤駿選手、中井亜美選手をはじめ、前シーズンに日本代表として活躍した選手たちが、新シーズンのプログラムを携えて集結し、新たなシーズンへ向けて活気に満ちたキックオフとなりました。

新シーズンへ!多彩なプログラムで期待感を高めたスケーターたち

今年の「ドリーム・オン・アイス」も、素明かりの照明や6分間練習が導入され、選手たちはより実践に近いかたちで新プログラムを観客にお披露目した。エキシビションのトリを飾ったミラノ・コルティナ・オリンピックと世界選手権の銅メダリスト佐藤駿は、宮本賢二振付の新SP「愛しみのチャルダッシュ」で哀愁を感じさせる新境地を披露。4回転トウループもきっちり決めて、「自分で選んでものすごく気に入っているプログラム。お披露目できてうれしく思います。ステップでは目線も合って、観客のみなさんも一緒に手拍子や応援をしてくださったので、滑っていても気持ちよかったし、楽しかったです。今シーズンは新しいものに挑戦したいと思っていたので、昨シーズンのイメージとはガラッと雰囲気を変えた曲がいいなと思って、この曲を選んだ。YouTubeなどで(曲を)探していて、ビビッときたというか。自分が滑っているイメージがすぐに湧いた曲だったので決めました。まずは今季、昨季獲得したメダルの色を変えられるように、それを目標にがんばっていきたい」と、手応えと目標を語った。

オリンピック・メダリストとしてシニア2年目を迎える中井亜美は、シン・イェジ振付の新SP「Por Una Cabeza」でタンゴに初挑戦。キレよく軽やかな足さばきに、表情でも緩急をつけて観客を楽しませた。「リンクの中央でアピールする場面があるんですけど、そのときにたくさんの歓声をあげてくださったので、自分自身もすごく楽しかったです。本当はフェンスを使った演出もあって、バーを意識した感じになっているので、それはまた試合で表現できればいいなと思います。ステップのなかでは振付師の方に口ずさんでほしいと言われているので、口ずさんでみたり、かっこいい表情をしてみたり、そのなかでもニコッと笑ってみたり、タンゴのなかにもいろんな表現があると思うので、自分なりにいいタンゴになったら」と新境地への思いを語った。憧れの浅田真央もエキシビションに使用していた念願の選曲だといい、「本当に滑りがきれいで、音の取り方も上手。すごく尊敬しているので、自分自身もしっかりがんばっていきたい」と意気込んでいる。

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シニアデビューの中田璃士と島田麻央、意気込みを語る

いっぽう、新シーズンからシニアへ参戦する世界ジュニアチャンピオンたちも新たな挑戦に向けて準備万端の様子。日本男子初の世界ジュニア選手権連覇を達成した中田璃士は、シェイリーン・ボーンの振付に初めて挑む新SP「Alive」をお披露目した。ダンサブルなナンバーで瑞々しい魅力を存分に発揮。「選曲はシェイリーン・ボーンさんが150曲ぐらいのプレイリストを作ってくれて、あまり滑ったことがないような曲調なので、挑戦の意味でこれを選びました。新しくみなさんのプログラムを見て、アップテンポや盛り上がる曲が多くて、みなさんすごく上手で、自分はいまのままでは負けてしまうので、危機感を持って、残り3公演も満足いくようにしたい。自分は宇野(昌磨)選手の『Great Spirit』を参考にしています。シェイリーン・ボーンさんはたくさんのプログラムを作って、名作もたくさんあるので、自分もその1つになりたい。『Great Spirit』や、(三浦)佳生くんの『進撃の巨人』が好きです」と、新たなタッグで生まれたシニア最初のプログラムについてコメントした。フリーは昨季から継続して「グラディエーター」を使用するという。

史上初の世界ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナル4連覇を遂げ、満を持してシニアへ参戦する島田麻央は、村元哉中振付の新SP「Between Two Worlds」。冒頭にトリプルアクセル、後半に3回転+3回転を組み込む高難度のジャンプ構成に挑みながら、爽やかな魅力を振りまいた。「今日の演技にはあまり納得がいっていないんですけど、この素敵なプログラムを最後まで気持ちをこめて滑り切ることができたので、まずはよかったかなと思います。シニアにあがったことで(SPに)トリプルアクセルを入れることができるんですけど、そこが抜けてしまったのがいちばん悔しいところ。そのあとは引きずらず、すごく緊張していたんですけど、お披露目にしては踊り切れたんじゃないかなと思う。テーマは『フェニックス』で、再生や、ジュニアからシニアに羽ばたいていくというもの。ステップシークエンスがとてもお気に入りなので、そこが見どころになっていればいいなと思います。先シーズンだったり、村元哉中さんの振付のプログラムを見て、どのプログラムも素敵だなと思ったので、私から村元さんにお願いしました」。フリーは「雨ごい」をテーマに、シェイリーン・ボーンの振付に初挑戦するという。

さらに、世界選手権銀メダリストの千葉百音がジェフリー・バトル振付のSP「007」で魅惑的なボンドガールを演じ、四大陸選手権優勝の青木祐奈はすでに完成度の高い新フリー「シルク・ドゥ・ソレイユ」でスタンディングオベーションを受けた。

ミラノ・コルティナ・オリンピック代表の三浦佳生は弾けまくりの新SP「マンボ」で会場をこれでもかと盛り上げ、友野一希はクイーンの楽曲で静と動を表現。山本草太は高橋大輔の選曲だというSPを披露し、新たな一面を垣間見せた。アイスダンスの吉田唄菜&森田真沙也、櫛田育良&島田高志郎、さらにジュニアたちの躍動も頼もしく、新シーズンへの期待が膨らむ「ドリーム・オン・アイス2026」。公演は28日(日)まで行われ、27日、28日の公演にはゲストとして坂本花織が出演する。

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