2024年11月10日
「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2024」スペシャルイベント

高橋大輔がスカイツリー真下のスケートリンクで舞う

- AD -spot_img

高橋大輔さんが3月2日、東京スカイツリータウンの特設リンク「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2024」(1月4日~3月10日)で、スペシャルスケーティング&トークショーに出演しました。スカイツリーの真下で、コロナ禍に限定配信したナンバーを生で初披露し、トークでは、2024年の挑戦について語りました。

青空の下で滑るのは楽しい!

午前11時過ぎ、東京スカイツリータウン4階スカイアリーナ。多くのファンが特設リンクを取り囲み見守る中、黒い上下のコスチュームで高橋大輔さんが氷上に現れた。今回披露されたのは、スウェーデンのシンガーソングライター、イサク・ダニエルソンの「If You Ever Forget That You Love Me」。心に沁みるバラードをしっとりと全身でうたいあげた。滑らかなスケーティングと華麗なスピンに彩られた情感あふれる演技に、観客から大きな拍手が送られた。演技を終えた高橋は、「ぼくも(4階の会場に)上がってきてびっくりしたんですけど、本当にたくさんの方が見に来てくださって、ありがとうございます」と感謝を述べ、「リンクのサイズが小さいので、いつもよりはスピードを落としたんですけど、青空の下でスケートを滑ることがあまりないので、本当に気持ちよく滑らせていただきました。最後はスカイツリーを見上げて終わる、なかなかない経験ができました」と笑顔で話した。選曲理由については、「一度コロナ禍の時に配信限定で作ったナンバーなんですけど、それ以外で披露したことがなかったので、せっかくなら、ここで披露したいなと思いました」と明かした。

「滑走屋」を再演したい。5年ぶりの「氷艶」も楽しみ

2023年5月の競技引退後について、「現役ではできなかったことをたくさんやらせていただいて、ぼくが想像していた以上に忙しく過ごさせてもらっています」と話し、企画から制作まで全面プロデュースした2月の「滑走屋」(オーヴィジョンアイスアリーナ福岡)について、振り返った。

「本当に濃厚な時間でしたね。普段のアイスショーは3日間でリハーサルがあって、そのままショーですけれども、ぼく自身1ヵ月前ぐらいから準備をし、リハも一週間ぐらい取って、今回初めてアイスショーに出るような子たちと一緒にアイスショーをすることができました。体力的にはものすごくハードだったんですけれども、若い子たちのパワーに後押しされて、ぼくも同じ気持ちになった気分でアイスショーができたので、久々に熱量っていうものを感じながら取り組むことができて、すごく充実した日々でしたね」

今後の予定を聞かれ、「まだ今のところ決まってないんですけれども」と前置きしつつも、「滑走屋」について、「現役選手をたくさん使わせていただいたので、スケジュール等がなかなか難しくてですね。でも三日間だけしかやらなかったので、そこで終えるのはもったいないなと思ってますので、再演という形でどこかでできればなというふうに思っています」と力強く宣言すると、観客から期待に満ちた大きな歓声が上がった。さらに、「6月に『氷艶』(横浜アリーナ)を5年ぶりにやらせていただくんですけれども、普段のアイスショーとは違って、すごくストーリー性のあるもので、スケーターもお芝居があったり、(ぼくが)歌うのかどうかは分からないですけど、歌もあったり、普段では見られないような氷上のエンターテインメントです。久しぶりの宮本亜門さんの演出ということで、今回のほうがプレッシャーが高いんですけれども、すごくいいものができるんじゃないかなと思ってますので、楽しみにしております」と抱負を語った。

“演じる”という部分ではいろいろな経験をしていきたい

イベント後の囲み取材で、4月からフジテレビ系のバラエティ番組『ぽかぽか』の木曜レギュラーメンバーに決まったことについて質問された高橋は、「僕自身もすごく悩んだんですけれども、アイスショーをプロデュースさせてもらったり、スケートを軸にやっていくうえで、いろいろアイススケートのその先を考えた時に認知度はすごく必要で、お客さんに知っていただくことはすごく重要なことだなと感じているので、スケートがメインですけれども、そういったお仕事をもう少しちょっとずつやっていかなければいけないなと思いました。いいさじ加減でやっていけたらいいなと思っています」と芸能活動も行っていくことを明かした。

また「演じるといった部分でいろんな経験をしていきたい。チャンスがあればやっていきたいと思っているので、今のところ何もないんですけど、言っておけば何かチャンスが来るかなと思って、今、発言しています」と笑顔を見せた。

- AD -spot_img

 関連バックナンバー

ワールド・フィギュアスケート No.84

さいたま世界選手権代表の座をかけた全日本選手権、G...

ワールド・フィギュアスケート No.83

巻頭は競技復帰した髙橋大輔のインタビュー。スケート...

関連記事

- AD -
spot_img

最新記事

error: