2024年6月14日
ゆずの楽曲でつづる、フィギュアスケート×「銀河鉄道の夜」。ゆずの生歌で圧巻のクライマックス!

高橋大輔meetsゆず 夢の共演!「氷艶hyoen2024 -十字星のキセキ-」

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「氷艶hyoen2024-十字星のキセキ-」が6月8日、横浜アリーナで初日を迎えました。高橋大輔さんを中心に、マルチな才能で惹きつけたスケーターたち、多彩な歌声で物語へと誘ったアクターたち、そして楽曲で世界観を支え、フィナーレには自ら登場して生歌で会場を熱くしたゆずの2人による、心震わせるアイスショー。4日間の公演の幕開けとなった初日公演をレポートします!

「銀河鉄道の夜」がフィギュアスケートの世界へ

今回が3作目となる「氷艶」。毎回、フィギュアスケートと日本文化が出会うことで生まれる艶やかな舞台を創出してきたシリーズが、今回出会ったのは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だ。ゆずが手がけた数々の楽曲を新たな発想で綴り合わせ、氷艶ならではの現代的な再解釈を施したストーリー。フィギュアスケートと音楽が響き合い、壮大なテーマを伝える空間が出現した。

★以降、公演内容およびストーリーのアウトラインに触れています(核心には触れていません)。

高橋大輔が演じるカケル、映像やミュージカルで活躍する俳優の大野拓朗が演じるトキオを軸に物語は展開。幼馴染のカケル、トキオ、そしてユキは、それぞれの夢を目指すことを誓い合う。少年時代のカケルとトキオを演じるのは友野一希、島田高志郎だ。成長し、それぞれの関係性が変わっていくなかで、彼らに起きる大きな出来事。彼らは銀河鉄道へと導かれ、宇宙を巡る旅路へと向かう……。スケートと歌、スクリーンやサイドパネルに映し出される映像が絡み合い、豊かなイマジネーションを示すと同時に、いまの時代に光を投げかけるストーリーが進んでいく。

カケル、トキオと深いかかわりを持つユキを演じるのは村元哉中。1幕序盤、村元&高橋のデュエットが早くも見どころを作った。なめらかに伸びていくスケーティングとユニゾンは、軽やかなタッチで物語に寄り添った。大野、高橋は、熱のこもった歌声でも観客を引き込む。高橋はこれまでにも歌声を披露してきたが、今回はさらにシンガーとしてスケールアップ。耳に優しく届くソフトな歌声で、導き手の立場でもあるカケルのキャラクターを描き出した。

鮮やかなコスチュームで熱演した島田高志郎と高橋大輔 ©Yazuka Wada

脇を固めた友野、島田も、スケートだけではない才能を初めて披露して、観客を驚かせた。現役選手でありながら、新しいフィールドに挑戦するたびに新鮮な驚きをもたらす優れたパフォーマーであることを証明。毎回「氷艶」ではとりわけのびのびとした演技を見せている荒川静香は、今回も魅力的なキャラクターを創造した。シンガーの長谷川開、エリアンナ、まりゑが豊かな個性を発揮し、銀河鉄道の車掌を演じたエハラマサヒロも芸達者ぶりを見せる。大島光翔、木科雄登、櫛田一樹、佐々木晴也らアンサンブルのスケーターたちも八面六臂の活躍だ。

この宇宙のすべての存在を肯定するかのような物語がフィナーレに達したところで、氷上に登場したのがゆずの2人だ。「十字星」と題した主題歌を新たに制作し、全編で使用される楽曲すべてを提供したゆず。最終盤、満を持してワゴンに乗った2人が氷上に現れると、圧倒的な歌声で広大な空間を満たしていく。主題歌である「十字星」をはじめ代表曲を歌い上げ、高橋をはじめスケーター、シンガーたちとともにパワフルなクライマックスを作り出した。

「氷艶hyoen2024-十字星のキセキ‐」は6月11日まで、横浜アリーナで公演中。詳細な公演評と厳選フォトは次号の「アイスショーの世界」でお届けする予定です。

▶イベント開催情報
「氷艶hyoen2024-十字星のキセキ‐」
6月8~11日/横浜アリーナ
公式サイト
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