2026年7月16日
オーケストラの演奏とともに、ミラノ・コルティナ・オリンピックを振り返る!

オリンピックコンサート2026 佐藤駿、髙木美帆、高梨沙羅らがオリンピックと競技人生を語る!

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「オリンピックコンサート2026」が7月10日、東京芸術劇場のコンサートホールで行われ、フィギュアスケートの佐藤駿選手をはじめ、ミラノ・コルティナ・オリンピックで活躍したアスリートたちが集結しました。日本オリンピック委員会(JOC)によって1997年より上演されている、オリンピックの映像とオーケストラの演奏のコラボレーションが魅力の「オリンピックコンサート」。「白銀のハーモニー、つなごう輝きを。」というテーマで上演されたコンサートのダイジェストと、コンサート終了後の囲み取材の全文をお届けします。

冬季オリンピックのレジェンドも臨席

第1部のテーマは、「アルモニアの輝き」。“アルモニア”は、イタリア語で調和やハーモニーを意味し、ミラノ・コルティナ・オリンピックでも開会式のテーマに採用された。第1部は、ミラノ・コルティナ・オリンピックの映像とともに6曲が辻博之指揮のもとTHE ORCHESTRA JAPANによって演奏され、参加アスリートは客席から見守った。少し離れた場所には、1956年にコルチナ・ダンペッツォ・オリンピックで日本人初の冬季オリンピックメダリストとなった、95歳の猪谷千春(アルペンスキー)の姿も。

第2部は、アスリートたちによるトークコーナーからスタート。高梨沙羅選手(スキージャンプ混合団体銅メダル)、丸山希選手(スキージャンプ女子ノーマルヒル、混合団体銅メダル)、堀島行真選手(スキーフリースタイル男子デュアルモーグル銀メダル、男子モーグル銅メダル)、戸塚優斗選手(スノーボード男子ハーフパイプ金メダル)、木俣椋真選手(スノーボード男子ビッグエア銀メダル)、長谷川帝勝たいが選手(スノーボード男子スロープスタイル銀メダル)、木村葵来きら選手(スノーボード男子ビッグエア金メダル)、髙木美帆さん(スピードスケート女子500m、女子1000m、女子チームパシュート銅メダル)、佐藤綾乃さん(スピードスケート女子チームパシュート銅メダル)、佐藤駿選手(フィギュアスケート団体銀メダル、男子シングル銅メダル)、杉原愛子選手(東京オリンピック/体操女子団体5位入賞)、鈴木猛史選手(パラアルペンスキースラローム銅メダル)、小栗大地選手(パラスノーボードバンクドスラローム銀メダル)が参加した。

佐藤駿「オリンピックのメダルの色を変えられるように」

佐藤駿

最初から最後まで楽しむことができたオリンピックだったなと感じています。 生演奏と映像を見ながら、その当時の情景を思い出して、すごく感動していました。「火の鳥」を選んだ理由として、曲がすごく好きだったこともありますし、自分のコーチが引退のシーズンに使っていた曲。振付した後に知ったことではあるんですけど(笑)、選んでよかったなと思います。鍵山優真選手とは、最近は大学の話を2人でしていて、2人で大学のほうも頑張っています。 今シーズンは、全日本選手権で優勝することを目標として頑張っていきたいと思っていて、このオリンピックのメダルの色を変えられるように、今後は頑張っていきたいなと思っています。

髙木美帆 スピードスケートはとてもマイナーなスポーツなので、オリンピックという時間は、唯一スピードスケーターが大勢の日本国民の方々と繋がれる瞬間、皆さんと本気を分かち合える時間だったと思っています。引退を決断して早4カ月近く経つんですけれど、戻りたいなという思いは出てきていないので、引退を受け入れられているんだなと感じています。なので、復帰の予定はありません。(笑)私は長い間、スピードスケート1本で活動してきたので、まずは自分の人としての幅をもっと広げたいですし、しばらくの間はいろんなことにチャレンジして、新しい世界を見ていきたいなと思っています。 

佐藤綾乃 オリンピック3大会すべてで美帆さんと同じ競技でメダルを獲得することができて本当にうれしいなと思います。 私がシニアの世界に飛び込んだ時にはもう美帆さんがいて、1番歳の近い先輩ということもあって、たくさんのことでお世話になっていたので、先輩でもあり、尊敬しているスケーターでもあり、お姉さんのような存在でもあり、私がここまでスケーターとして世界で戦えるようになったのは、美帆さんの存在があったからこそ。すごく感謝しています。

髙木美帆 一緒にチームパシュートをやるようになったのが、8年前の平昌オリンピックからなんですけど、大会を重ねるごとにどんどん成長していって、最後のミラノ・オリンピックでは、1番背中を安心して任せられる存在になったなと感じた、1番成長率の高い子だと思っています。あと、美容担当でかわいい子だと思います!

佐藤綾乃 私も美帆さんと同じタイミングで引退を発表させていただいたんですけど、次の新しい人生を歩み始めていて、新しい佐藤綾乃としていろんなことを表現していけたらいいなと思います。もっともっと日本全国の皆さんにスピードスケートという競技を知ってもらいたい。会場で見る方が何倍も何百倍も楽しい競技なので、いろんな人に会場に足を運んでいただけるような活動もしていけたらいいなと思います。 

高梨沙羅「北京のメダルを取り戻すことを目標にやってきた」

高梨沙羅

壮大な演奏のなかで、オリンピックの映像を振り返ることができて、思い出がよみがえりました。 4年のスパンで競技が回っている感覚があるので、切っても切り離せない試合の1つです。オリンピックが終わっても、また次のオリンピックに向けてという思いでシーズンを始めるので、オリンピックに向けて頑張り続けていくという気持ちに毎試合毎試合なっていると思います。 北京オリンピックで悔しい結果で終わってしまい、何とかそのメダルを取り戻すっていうことを目標にこの4年間やってきました。今シーズンは来年2月に世界選手権があるので、そこに向けて頑張っていきたいと思います。 

オリンピアンたちの和やかなトークの後は、「つなごう、輝きを。」をテーマに、再びオーケストラによる演奏と夏季・冬季のオリンピック映像のコラボレーションへ。映像のなかには、鍵山選手と佐藤選手が個人戦でともにメダルを獲得し抱擁を交わす熱いシーンもあった。映像の最後には三浦璃来&木原龍一組が失意のショートプログラムを乗り越えて大逆転で金メダルを獲得した姿が映し出され、オリンピックコンサートは大団円を迎えた。

>>次ページ:佐藤駿、髙木美帆、戸塚優斗、囲み取材全文

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