2024年7月18日
全米で競技復帰&さいたま世界選手権へ

INTERVEIW ジェイソン・ブラウンが外から見た男子フィギュア

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昨年2月、8年ぶり2度目のオリンピック出場を果たしたジェイソン・ブラウン選手。今シーズンは10月のジャパンオープンに参加して以降は、「いろんな選択肢を探る」として競技とは距離を置きつつ、アイスショーや学業、メディアの仕事など、新たな道を開拓していました。そんな彼が11月にTwitterで1月の全米選手権に出場することを表明。そして、見事銀メダルを獲得し、世界選手権代表に選ばれました。大の日本好きとしても知られるジェイソン選手が、さいたまの世界選手権で集大成の滑りを披露します。

遡ること10月、スケートアメリカにTEAM USAの記者として来ていた彼にインタビューをした際、世界選手権でともに戦う選手たちについて、一記者として見た率直な印象を話してくれていました。圧倒的な芸術性をもって美しさは強さであることを示してきたジェイソン選手と、ライジングスターたちの競演……すでに大興奮の予感です!

男子のトップ4は興奮しっぱなしでした

―― 今回のスケートアメリカにはTEAM USAの記者として参加されましたが、大会全体を通していかがでしたか。

ジェイソン めちゃくちゃ楽しかったです。大会にまたべつのサイドで関わるのは初めての経験でした。これまでに観客として大会を見て、選手として大会に参加して、そして今回メディアの立場で大会を取材できたという事実は本当にワクワクしたし、最高にクールでした。選手みんなを応援できたのもうれしかった。この背後(リンク裏のプレスエリア)から送っていたぼくの応援がみんなに届いているといいな。

―― 男子の競技についてはどんな感想を持ちましたか。

ジェイソン もうなんだ、あれは! 最高にエキサイティングでした。大好きな選手たちばかりで、夏のあいだに一緒にツアーを回ったスケーターも多かったし、イリア(・マリニン)もカオ(三浦佳生)も、つい先週ジャパンオープンで一緒に戦ったばかりだった。彼らがここに残したプログラムはもう信じられないよ! ジュン(チャ・ジュンファン)とは一緒に練習していたし、この夏もツアーを一緒に回って素晴らしい経験になった。ダニエルとの練習や振付もそうです。男子のトップ4はとにかく興奮しっぱなしでした。それから、USチームのディン(・トラン)とリアム(・カペイキス)のグランプリ初挑戦に立ち会えたこと、彼らが自分自身を盛り立てていく姿を見られたこともよかったです。

―― 優勝したイリア・マリニン選手にはどんなことを期待しますか。

ジェイソン またすごい選手が! 彼をとても誇らしく思います。でも、なぜぼくが誇らしいと言えるのかもわからないというか、彼のやっていることにぼく自身は当事者意識がまったく持てないわけで……脱帽するというのかな。もっとふさわしい言葉にすると、彼がやっていること、この競技にもたらすものへ畏敬の念を抱いています。彼の技術的な才能は比類ないもので、まるで簡単そうにやってのける。いまの彼の成長と、この先の進化の目撃者になれるのはすごいことです。彼はこれから1つ1つの経験すべてから自信を得て、よりベストに近づいていく。彼の旅はまだ始まったばかりで、イリアは本当にワクワクする楽しみな存在です。なんて素晴らしいキックオフ、グランプリデビューなんだろう! さらに彼がUSチームなんだから大興奮です!

プロフィール
Jason Brown じぇいそん・ぶらうん 1994年12月15日、ロサンゼルス生まれ。ソチ・オリンピック団体銅メダリスト。芸術性の高い演技を武器に、2015年全米選手権優勝、2020年四大陸選手権2位、2022年北京オリンピック6位など昨季まで第一線で活躍。今季は、ジャパンオープンに参加。
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