2024年11月14日
MFLP船橋プレミアムフェスタ2024開催

高橋大輔、南船橋のトーク&スケート教室に登場

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10月27日、高橋大輔さんが「MFLP船橋プレミアムフェスタ2024」に参加し、トークショーとスケート教室を行いました。

この催しは、MFアカデミーを擁するリンク「三井不動産アイスパーク船橋」をはじめ、多くの施設や企業が集まるMFLP船橋・&PARK、ららテラスTOKYO-BAYを会場に、スポーツ体験やキッチンカー、マルシェなど多彩なコーナーが用意され、多くの人々でにぎわったイベント。野外ステージではふなっしーファミリーのショーや地元の小中学生の演奏など、さまざまなパフォーマンスが行われたほか、アイスパーク船橋ではスケートリンク無料滑走が実施され、スケート靴を履いて滑る参加者の姿も多く見られました。

控室からステージに向かう途中、スケート教室に向かう高橋さんに気づいてさかんに手を振るふなっしーファミリー ©World Figure Skating/Shinshokan

屋外ステージで行われたトークショーに続き、リンクで行われたスケート教室では、抽選で参加した初心者の小中学生約40名に、高橋さんがスケートの初歩を手ほどき。なかには転んでしまうことが怖くて泣き出す子どもたちもいましたが、そのたびに高橋さんが抱きかかえてレスキュー。子どもたちに届く言葉でスケートの楽しさを伝え、笑顔もいっぱいのイベントとなりました。

イベント後に取材に応じ、イベントの感想や近況を語ってくれた高橋さん。インタビュー形式でお届けします。

南船橋のリンクが自分にとっては関東のホームリンク

―― スケート教室での指導のご感想は?

高橋 生徒さんのレベルがどのくらいかわからなくて、ちょっと大変だったんですが、今日はいい勉強になりました。みんなすごい自由で、何人かの子はちょっと泣いちゃっていましたけど、でも最後には楽しそうにしてくれてたので。最後の記念撮影、ベンチ便利でした。(笑)

滑れない子どもたちをベンチに乗せて、ベンチごと移動するアイディアも高橋さんの発想 ©World Figure Skating/Shinshokan

―― 前日は松山でスケート教室をされたそうで、普及の重要性については。

高橋 やっぱり楽しんでもらえたらと。まったく興味のないところから、やったらすごく楽しい、というのはやはりやってみないとわからないですからね。あと、ぼくも子どもと触れ合うことはあまりないので、学ぶことも多いです。伝える側としても、子どもの興味を引くように伝えないと、子どもって自由に動くから、今回もすごく勉強になりました。

―― ご自身がスケートを始めたころを振り返ると?

高橋 7歳でしたが、始めたころはテレビでもあまりやっていなかったくらいでした。いまの子たちはどうなのかな? でも親御さんがたぶん同世代くらいだと思うので、親御さんがつれてきてくれていると思うんです。そういったところでは、ぼくたちが始めたときよりは知る機会は多いかもしれないですけど、やるとなるとまた違う話になってくるのでね。ここから、楽しくてもうちょっとやりたいという子が増えてくれたらうれしいなと思います。去年参加した子たちがまた来てくれたのはうれしかったです。




―― 南船橋のリンクは高橋さん自身も練習でよく利用していますね。

高橋 ぼく自身はずっと関西だったので、関東としてのホームリンクがないんです。だからここが自分にとってはホームだなと思います。MFアカデミーの子たちが頑張っているのを見ると勝手に親近感を覚えますし、こうしてイベントにも呼んでいただけてうれしいです。ぼくがここで練習するときはリンクだけですけど、駅側にもいろいろできていて、いい環境だなと思います。街中すぎると、練習するうえでは集中してできないこともあるので、ちょうどいい環境なんじゃないかな。

―― 前々日には八戸の東日本選手権を訪れたそうで、優勝した大島光翔選手を指導されているとか。

高橋 (村元)哉中ちゃんがショートの振付を担当しているので、手直しのときにちょっとお手伝いをしています。「滑走屋」や「氷艶」にも出てくれたスケーターが活躍するのはめちゃくちゃうれしい。(彼らも)そういうので自分のモチベーションが上がって、練習にも身が入って上達しようという気持ちになっていると思うので、その気持ちを大事に頑張ってほしいなと思います。

3月の「滑走屋」広島公演に向けて

―― 「滑走屋」は3月に広島で上演されることが発表になりましたね。

高橋 再演という形ですが、ブラッシュアップしたり、マイナーチェンジをしたいという部分もあって、再演ではあるけれど、また見てくれる方も楽しめると思います。メインのスケーターの発表は、選手権があるので12月以降になってからになります。試合がいちばん大事なので頑張ってほしい気持ちと、「滑走屋」に出てほしいという気持ちが両方あるんですが、メンバーによっては(内容も)変わってくるかもしれないし、でも「滑走屋」のファンとして見てくださっている方々には、それはそれで楽しんでいただけるかなと思います。コンセプト自体、スケートをあまり見たことのない方々に楽しんでいただきたいというものなので、どう変わろうともアレンジ次第でいいものを作っていけたら。そうなればまたこちらのチャレンジで、楽しんでやっていきたいと思います。

―― プロデューサー、パフォーマー、指導者、普及活動など何足もわらじを履いていらっしゃいますが。

高橋 そんな、何足も履いている感はないですけどね。やりたいことをやっていますという感じで。指導者というのは、がっつりと生徒さんに教えるという形ではないので、何か気づきのきっかけになればいいなと。毎日言われていると流れてしまうことでも、たまに来る人にひと言言ってもらうことが意外に残ったりすることもある。コーチの方々が本当は言いたいけれど、時間がなくて言えなかったりすることを言うようにしています。コーチの方々も気づいているところなんだけど、生徒さんがたくさんいるし、いまの選手たちはいろいろなことをやらなければいけないし、毎日言いきれない部分はあると思う。そこの部分で、何かプラスというか、そのなかのひとつになればいいなと思っていますし、お手伝いという形でやらせていただきたいなと思っています。普及に関しては、スケート教室やショーなど、いろいろな形があると思うので、またできることがあればしていきたいという感じです。演者としては、もうやりたいことをやっていきたいなと思っているので。評価はもちろん気にはしますけど、評価以上に自分が本当にこれをやりたいのか、こういうふうにやっていきたいのかということを大事にやっていきたいです。

笑顔で先生役を務めた高橋さん ©World Figure Skating/Shinshokan

―― 髪もピンクになりましたし、ネイルも個性的です。

高橋 髪と爪もやりたいようにやっているだけなんですけど。(笑)せっかく金髪にしたので、色がなくなるまで遊んでみようかという感じです。ネイルは、映画をやらせていただいたり、舞台もあって、しばらくはできなかったので、久々にやろうかなと。映画は「蔵のある街」という来年夏公開の映画で、初めて映像デビューさせていただいて、倉敷の美観地区で撮影しました。すごく楽しかったです。

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