りくりゅうこと三浦璃来&木原龍一組がプロデュースするアイスショー「THE DESTINY」が7月31日から3日間、東京辰巳アイスアリーナで開催されます。開幕前日の30日、第1部のドレスリハーサルがプレス公開されました。ペアとアイスダンスというカップル競技のスケーターだけが出演し、アイディア満載のナンバーで織り成すまったく新しいアイスショー「THE DESTINY」。開幕を前に、みどころをご紹介します。
※以下、ショーの第1部の内容に触れています。
トップ画像:後列左からリア・ペレイラ、小松原美里、折原裕香、三浦璃来、吉田唄菜、エリー・カム
前列左からティム・コレト(小松原尊)、ユホ・ピリネン、トレント・ミショー、木原龍一、森田真沙也、ダニー・オシェイ ©Nobuaki Tanaka/Shutterz
りくりゅうのアイディア満載のコラボナンバー
りくりゅうをはじめ、ペアとアイスダンスのチームが出演する「THE DESTINY」。ペアとアイスダンス“だけ”のアイスショーは初めての快挙だ。オープニングで、全チームがパートナーと両手をつなぐスケーティングからサークルを作ると、改めてその発想の新鮮さが際立った。演出・振付はケイトリン・ウィーバー。
プレス公開されたのは第1部のみだったが、次々登場するナンバーは、心が浮き立つようなアイディアがたっぷり盛り込まれた面白い内容ばかり。とくに、りくりゅうが大好きな「野球」に想を得たグループナンバーは、とびきり楽しいコラボレーションとなった。なんと、ペアチームとアイスダンスチームに分かれて対決をするという展開。見たことのないユニークなシーンが次々と連続する、笑顔がはじけるナンバーだ。
ミラノ・コルティナ・オリンピックでりくりゅうと表彰台を分け合ったアナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラワとミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロジンの2組が演じたグループナンバーは、「Quartet」と題され、2組の男女が関わり合う大人のドラマに。パートナーチェンジや最後の大技など、見ごたえあるナンバーに仕上がっている。第1部ラストは「MEMORY MEMORY」と題され、過去に滑った思い出のあるプログラムをリバイバルするグループナンバー。ハーゼ&ヴォロジンは世界チャンピオンに輝いた思い出が残る「Tango」、パイパー・ギレス&ポール・ポワリエはオリンピックでの感動も記憶に新しい「Vincent」、メテルキナ&ベルラワは昨シーズンの意欲作「Bolero」、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツは2023-2024シーズンの「Queen」と滑り継ぎ、ラストを飾るりくりゅうは……何を滑ったかは実際の公演でご確認いただきたい。
りくりゅう「ペアとアイスダンスの魅力をたくさんの方に伝えたい」
第1部終了後に囲み取材に応じたりくりゅうはじめ3組のスケーターたち。コメントの一部を紹介します。
三浦璃来&木原龍一
三浦「ペア、アイスダンスの魅力をたくさんの方に伝えたいなと思って、このアイスショーをプロデュースさせていただきました。たくさんの方々に協力していただいて、ものすごく高い完成度で、私たちも初日に入ったときにすごく感動していて、たくさんの方に感謝だなと思っています。(野球がテーマのコラボは)そもそもコンセプトは何にしようというときに、いちばん最初に「ぼくは野球がやりたい」と言い出して。(笑)コスチュームもすごく可愛くて、素敵なものが出来上がっています」
木原「2人でたくさんのことにこだわって、無理をたくさん聞いていただいて、いま感謝しかないです。いちばんこだわったのがリンクサイズで、カップル系の素晴らしさ、本当の迫力を感じていただきたくて、今回は競技用と同じサイズに。ぼくたちもこの3日間が楽しみで、最高に楽しんでいきたいと思います。ケイトリンさん、みなさんと何回も何回もミーティングをさせていただいて、怪我のないように、無理のないように、最後まで楽しんでいただけるように、そしてこのアイスショーに出てよかったな、また来たいなと思っていただけるようなアイスショーにしたいねという話をつねにしてきたので、それはずっと考えて、何回も付箋に名前を変えて貼り付けながら、オーダー(滑走順)を決めるのをやってきました」
ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロジン
ハーゼ「璃来と龍一に本当に感謝しています。こんな素晴らしいショーを企画してくれて。フィギュアスケートでは、アイスダンスやペアはシングルと比べて認知度が低いので、世界中によさを知ってもらう素晴らしいイベントを企画してくれて、うれしいです。2人を尊敬しているところは、いつでも全力を尽くしていて、本当に努力家で、何か目標を決めたら、それを達成するまで絶対にあきらめないというところ。彼らが競技からいなくなって、さみしいなと思っています」
ヴォロジン「(メテルキナ&ベルラワと)2人じゃなくて4人で滑ったのはとても面白い体験でした。お互い別のパートナーと滑るのは、テンポも変わってくるし、クロスオーバーひとつとってもリズムが変わるので、そこはちょっと難しかったんですけれども。ミネルヴァに同感で、これから璃来と龍一がいない大会で戦うのはさみしい。でもここにきて、彼らと一緒に滑って、彼らのように上手に滑りたいとか、スピードを超えたいとか思わせてもらえました」
吉田唄菜&森田真沙也
吉田「初めてのカップル競技だけのアイスショーに呼んでいただけて光栄です。(ペアとアイスダンスの混合グループナンバー)みなさんすごく演技が上手で、ペアの方と一緒に滑ったり、すごく楽しいです」
森田「本当に皆さんの努力の結晶、カップル競技で培ってきたものを見させてもらっているので、すごくいい経験になっていますし、こうしたらよくなるんだと刺激を受けて、充実した時間を過ごさせていただいています」








