2024年10月15日
「志~アイスショーに賭ける夢」刊行記念イベント

真壁喜久夫氏トーク&サイン会「『志』を語る」開催+FaOI直前インタビュー

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ファンタジー・オン・アイスのプロデューサー真壁喜久夫さん(株式会社CIC 代表取締役)が登壇するトーク&サイン会「『志』を語る」が、6月7日19時から東京・紀伊國屋書店新宿本店で開催されます。

待望のトーク&サイン会@紀伊國屋書店新宿本店

真壁さんによる著書『志~アイスショーに賭ける夢』(小社刊)は、ファンタジー・オン・アイス、ドリーム・オン・アイスをはじめ、数々のアイスショーやスポーツイベントを手がけてきた経験をもとに、プロデューサーの視点からアイスショーやエンターテインメント制作の舞台裏を語る一冊。フィギュアスケートの発展を長年見つめ続けてきた真壁さんだからこそ語ることができる、スケーターやアーティストとのエピソード、一流のエンターテインメントを成功させるための仕事術が満載の内容です。

書店での『志~アイスショーに賭ける夢』刊行記念イベントは、たくさんの読者の皆様の声をいただきながらも、コロナ禍で開催することができなかった3年を経て、今年ようやく開催できる運びとなりました。

トーク&サイン会が行われる6月7日は、ちょうどファンタジー・オン・アイス2023の前半ツアー(幕張、宮城)が終わったばかりのタイミング。氷上の夢の世界を作り出す極意とともに、今年のファンタジー・オン・アイスでのとれたてエピソードについてもお話を伺う予定です。

また、ミニトーク終了後には、真壁氏による『志~アイスショーに賭ける夢』サイン会も行われます。(なおサイン会の対象は、当日会場で販売する対象書籍のみとなります。)

▶イベント開催情報
真壁喜久夫氏トーク&サイン会「『志』を語る」
日時 2023年6月7日(水)19:00〜(18:40開場)
場所 紀伊國屋書店新宿本店 2階BOOK SALON

観覧無料。着席での座席はお陰様ですでに満席となっておりますが、当日はご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。詳細は以下ページにてご確認ください。
紀伊國屋書店新宿本店イベントページ https://store.kinokuniya.co.jp/event/1683720842

 

FaOI開幕直前!真壁喜久夫氏インタビュー

ファンタジー・オン・アイス2023開催を目前に控え、真壁さんに抱負を伺うミニインタビューを行いました。今年のFaOIをご覧になる方々に、また『志~アイスショーに賭ける夢』のサイドエピソードとして、トーク&サイン会にお越しになれない方々にもご覧いただけたらと思います。

―― コロナ禍の3年間は、ファンタジー・オン・アイスの主催者としても試練の時期だったと思います。コロナ禍のなか2022年にツアーを実現させ、そして2023年の開催を目前に控えたいま、どのような思いでおられますか。

真壁 コロナ禍のなか、ファンタジー・オン・アイスは2年連続で中止するという苦渋の選択をしました。昨年は幸運なことに開催できたのですが、『もしかしたら中止しなくてはいけないかもしれない』という不安がつねに念頭にあった。最終的には満足いただける水準のものができたと思っていますが、準備段階では何事もぎりぎりまで様子を見なくてはなりませんでした。ですが、今年は最初から完全にやる気です。準備もはるかに早く始めることができましたし、必ずできるという信念のもとに準備するというのは、やはり違いを感じましたね。観客の皆様に見ていただけるのが私も楽しみです。

―― この期間に、延期や中止になるエンターテインメントのイベントもたくさんありました。

真壁 業界はどこも本当に苦労したと思います。その苦労を乗り越えたいま、私は私の信念のもとに、これからもいちばんいいものを追求したいという思いを新たにしています。つねに最高のパフォーマンスをしてくれるスケーター、素晴らしい音楽を届けてくれるアーティストに出演していただけるように努力していきたい。今回の布陣も、多彩な才能が勢揃いになったと思います。

―― 今年もわくわくするようなアーティストの出演が発表されました。毎年がらりと違う内容のショーをまとめ上げる秘訣はあるのでしょうか?

真壁 スケーター、アーティスト、裏方のスタッフまで、全員が同じ方向を向いて、いいものを作るぞという気持ちになってもらうのがプロデューサーの仕事。誰かがつまづいたり、いやな気持ちにならないように、つねに心を配っています。もちろん、アーティストとスケーターのコラボレーションの構成を考えるのは簡単な仕事ではないんですが、10年やってきましたし、今回はまた日本では初になる新機軸の演出も採用しています。やれることは全部やったので、『さあどうなるか』と行方を見守る思いです。

―― 改めて、著書の『志~アイスショーに賭ける夢』のポイントはどんなところでしょうか?

真壁 スポーツ選手などが『諦めないことが重要』と口にすることがあります。それは、どこの世界でも同じなのかなと思います。諦めず、思い続けると、チャンスはどこかで来る。私も、1994年の幕張世界選手権でフィリップ・キャンデロロというスケーターと出会わなければ現在はないですし、『運がよかった』という部分も大きいんですが、やはり、これまで一度も諦めなかった。その道のりを知っていただけたら、たいへんうれしく思います。


真壁さんの著書『志~アイスショーに賭ける夢』(書籍版・電子版)は、全国の書店・オンライン書店で発売中です。

  
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