過ごしやすい部屋がいちばん
自らのセンスを活かした部屋づくりを全面的に展開しつつも、「過ごしやすい部屋というところはいちばんに考えているので」と、あくまでも実際に住む人の目線を大事にしたという高橋。
「今日、初めて実物を見に行かせていただいて、ベランダから桜が見えたのがすごく素敵で」と完成した部屋を見た印象を話し、「グレーがベースなので、何を置いても素敵に映える空間になるんじゃないかと思っているので、やりたいように過ごしてもらえればうれしい」と、この部屋に住む方に向けてメッセージを送った。
今回のプロジェクトは第2弾と同様、スカイクラフトラボとのコラボレーション。
「めちゃくちゃ楽しかったです。一緒にパソコンで実際に色を見て、イメージがしやすかったですし、どんどんぼくがチャレンジしたいことをお伝えして……お互いのいいところが交わったものができあがったと思います。打ち合わせを5~6時間とかしたこともあるけれど、全然疲れなくて」。会見に立ち会っていた担当スタッフに向かって、「ありがとうございました」とお礼を述べる一幕も。
一緒に創り上げていくと素敵なものができる
質疑応答で、「ゼロからコンセプトをもってアイディアをふくらませていくとき、意識していることは?」と問われ、「人に頼る!ことです」と言い切った高橋。
「人が増えれば増えるほどいろんな意見が出てきて、そこから面白さが発見できる。アイディアのプラスがある。マンションもそうですけど、(スケートの)振付家の方に投げたことによって、あらためて気づきがあって、自分が思ってもない要求が出てきたりもするので。自分ひとりでやらないように最近はしています。一緒に創り上げていくものがいちばん素敵なものができるんじゃないかなと」
今後についても、「何でもやります!勉強します」と、第4弾への意欲もおおいに見せた。
会見の最後に、自身のアイスショーの今後の展開についても語った。
2月に福岡で全面プロデュースした「滑走屋」については、「もう一度同じものを同じキャストでやりたいとまず考えています。その先にまた新しいものができれば」。
現在、稽古中の6月の「氷艶2024 -十字星のキセキ- 」については、「ぼく自身、新しい自分を発見させてくれる場」と目を輝かせる。
「新しいキャストと俳優陣とやらせていただくので、たくさんの刺激を受けると思う」
演出の宮本亞門とのタッグは2度目。
「初心者だった前回以上にプレッシャーはあるけれど、そこをどんどん超えていく」と力強いコメント。和がテーマだったこれまでと異なり、今回の「現代風のお芝居はやったことがないので。台詞量が前回よりかなり多い」としながらも、「きっと面白いものができていると思う」と挑戦する姿勢を見せた。