2024年2月25日
“氷上の職人”たちが魅了する怒涛の75分!

高橋大輔が全面プロデュース! アイスショー「滑走屋」が福岡で開幕

- AD -

高橋大輔さんがプロデュースする新しいアイスショー「滑走屋」が2月10日、福岡市のオーヴィジョンアイスアリーナ福岡で開幕しました。村元哉中さん、村上佳菜子さん、友野一希選手、山本草太選手、三宅星南選手ら高橋さん自らがキャスティングした才気あふれるスケーターたちが、福岡のリンクを縦横無尽に駆け巡りました。アイスショーでは異例の1日3回公演、75分間ノンストップで展開する氷上のエンターテインメント。公演前日に行われた公開リハーサルのフォトギャラリーをご覧ください。

観客を一気に作品世界に引き込む14分のオープニング
オープニングに続いてソロの一番手として登場した山本草太「Teeth」
続いて、三宅星南が「engravings」で観客のボルテージを加速させる

プロデューサー高橋大輔が生み出す世界観

5曲をシームレスでつないだ14分に及ぶオープニングからはじまる、スピードと迫力に満ちた怒涛の75分。氷上の職人=「滑走屋」たちのキャスティングから構成まで、プロデューサーとして、ほとんど眠らず、不眠不休でショーの準備を進めてきたという高橋大輔。本番前日の公開リハーサル後には疲労の色も見えたが、その大きな瞳はこれから楽しいことが始まるワクワク感で輝いていた。

「ぼく自身、アイスショーとかエンタメ作品に出させてもらってきたんですが、フィギュアスケートは現役でありながら、アスリートとしてショーに出られる独特なスポーツだと思うんです。これからもアイスショー、氷上のエンターテインメントを続けていくには、新しい形を作っていかなければいけないんじゃないかなとつねづね感じていて。いまエンターテインメントの世界はすごく進化しているので、スケーターも変化を求めていかなければいけないと思っています」

そうショーを立ち上げた理由を話す。

「とくに現役の世界では、テクニカルの部分が目立っているところがあると思うんですけど、たとえジャンプがなくても感動できるところがすごくたくさんあると思います。若いスケーターが今回の経験を経て、魅せられるのはジャンプだけじゃないって思ってもらえたら」

今回、全体の振付は、劇団四季出身でダンサー、振付師の鈴木ゆま(東京パノラマシアター代表)が担当した。

「舞台を見させてもらったときに、構図や身体の使い方に感動して。そういったものを氷の上でみせられたら、面白いだろうなって思って、鈴木ゆまさんに陸の振付をお願いしました。細かい立ち位置、振付のカウントやニュアンスを突き詰めて、一振りにもこんな意味があると感じてもらえたらいいなと思っています」

先輩スケーターとしてショーを支えた村上佳菜子「Fire, Physical」での美しいスパイラル

メインスケーターの1人として出演する村上佳菜子は、「大ちゃんと(鈴木)ゆまさんが振付をして、大ちゃんが氷に落としていく作業を間近で見てきて、寝ていない姿も見ていたので、『やっぱりこういうふうに完成したんだ!』と。私は前半を通しただけで、号泣だったんですけれども」と思いを明かした。「ショーに出たことのないスケーターもそうでしょうけれども、メインのスケーターにとってもこのショーは学ぶことがたくさんあります。1人1人がレベルアップするためのアイスショーだと改めて感じました。なので、明日に向けてがんばりましょう!」と気合を入れた。

今季のフリー「Halston」を情感たっぷりに披露した友野一希 
アイスダンサー村元哉中はコンテンポラリーなソロナンバーでも魅了

高橋が自ら選んだ出演者たちのなかには、本格的なアイスショーに出演すること自体が初めてのスケーターもいる。地元福岡出身の江川マリアや松岡隼矢もそうだ。

江川は「出られると決まったときは実感がなくて、本当にびっくりしました。初めてのアイスショーでこういう体験をさせてもらうのはすばらしいことですので、がんばろうと思います」と笑顔で語り、「私が2年前、福岡で練習していたときは、このリンクが閉鎖されている状態でした。そこからまた再開されて、アイスショーができるところまでいくとは、本当にそのときは考えられませんでした。本当にうれしく思います」。

いっぽう松岡は「チームみんなで練習してきたので、明日はすべて出し切れるようにがんばりたいです。(リンクが再開した)去年の4月までは、1時間かけて他のリンクに練習しに行っていました。自分のホームリンクでこんなすごいアイスショーができる。ぜひ福岡のみなさんにも見に来ていただきたいです」と語った。

「Not a Damn Thing Changed」を演じた島田高志郎 
山本、三宅、島田の3人によるクールな「カルメン」

高橋は、現役スケーターたちに向けて、「スケーターはカウントをとって滑るのは難しい。カウントで取る音の先に聞こえる音があります。(このショーには)発見がある。踊るテクニック、魅せる表現を持ち帰っていただければと思います」と話した。

全編が見どころといえそうだが、もちろん高橋の4年ぶりのソロ「Flame to the Moth」も必見のナンバーだ。

高橋は、「自分のナンバーは、(ゲネプロの)今日は抜いた部分もありました。自分以外に関する振付に結構時間を割いてきたので、ソロナンバーには割けきれなくて。(苦笑)今日、ご覧になった方には伝わらなかったかもしれませんが、初日(2月10日)から全力で滑ります。9公演で体力が残っていて、最高の出来になっていくといまは願っています。いえ、できると思います!」と力を込めた。

公演は12日まで福岡・オーヴィジョンアイスアリーナで開催される。

公開リハーサルを終えて、会見する高橋大輔、村上佳菜子(左から3人目)、地元福岡出身の江川マリア(左端)と松岡隼矢(右端)
▶イベント開催情報
滑走屋
2月10~12日 11:00/14:30/18:00開演 ※1日3回公演
公式サイト
- AD -

 関連バックナンバー

ワールド・フィギュアスケート No.84

さいたま世界選手権代表の座をかけた全日本選手権、G...

ワールド・フィギュアスケート No.83

巻頭は競技復帰した髙橋大輔のインタビュー。スケート...

関連記事

- AD -

最新記事

error: