2024年2月25日
さいたま世界選手権を楽しむ! 期待のチーム日本プレビュー

世界チャンピオン宇野昌磨のスケート哲学【前編】

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夢中になることとムキになることは違う

だが、あくまで願うのは“自身の成長”。新しい才能たちとしのぎを削るうえでも、冷静さを失わないのは経験値の高さからくるものだろう。ステファン・ランビエルコーチや出水慎一トレーナーなどの周囲の助言も心に留めながら、やりたいこと、やるべきことと、適正な練習量の折り合いをつけていく。

「夢中になるのとムキになるのは違うと思っていて、自分がこれをやりたいという気持ちでやれていることはいいと思うんですけど、一歩間違えれば怪我してしまうかもしれないので、そこだけは本当に自分でコントロールし続けなければいけない。こういう場でも、こうやって言葉にして説明しないと。自分でも自分を見失ってやりすぎてしまうといけないので」

今季の宇野は試合の公式練習でほとんど失敗をしない。各大会での取材時に記者から「調子のよさにびっくりした」と切り出されることも少なくなかった。つねに上を目指しながら、いっぽうで自分をコントロールしながら、心技体を充実させた結果が、今季のここまで全勝という結果に繋がった。25歳。最前線に立ち続け、ホームの日本で若き才能たちを迎え撃つ。

プロフィール
うの・しょうま 1997年12月17日、名古屋生まれ。2022年世界選手権優勝、北京オリンピック個人・団体ともに銅メダル。2019年四大陸選手権優勝。2018年平昌オリンピック銀メダル。5歳のときに同郷の浅田真央からスカウトされてスケートを始めたエピソードも有名。
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