続・衝撃を語る目撃者たち
本格的なグランプリデビュー戦となった2022年スケートアメリカでは、SP4位からフリーで4回転アクセルを決めて逆転優勝。同大会4位で同世代の有力ジャンパーとして互いを認め合うダニエル・グラッスルは奮起し、記者として参加したアメリカの先輩ジェイソン・ブラウンは感嘆した。
ダニエル・グラッスルの証言
「将来、彼は確実にベストなスケーターの1人になるだろうし、ぼく自身ももっとよくなっていきたいと思わせてくれる、刺激をくれる存在です。4回転アクセルは見ました。当然やる気を上げてくれましたね」
「ワールド・フィギュアスケート96号」インタビューより
ジェイソン・ブラウンの証言
「脱帽するというのかな。もっとふさわしい言葉にすると、彼がやっていること、この競技にもたらすものへ畏敬の念を抱いています。彼の技術的な才能は比類ないもので、まるで簡単そうにやってのける。いまの彼の成長と、この先の進化の目撃者になれるのはすごいことです」
「ワールド・フィギュアスケート96号」インタビューより抜粋