2024年11月23日
スケーターたちが京都・宇治で新シーズンへの弾みをつける!

トップ選手が新プログラムで初陣! 木下トロフィー2024

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2024年8月3、4日、木下トロフィー争奪フィギュアスケート大会が開催されました。会場は京都府宇治市の木下アカデミー京都アイスアリーナ。友野一希選手、佐藤駿選手、千葉百音選手、島田麻央選手ら多くのトップ選手が今季初戦を迎えました。選手たちが新しいプログラムを引っ提げて臨んだ夏の熱い戦いのようすをフォトギャラリーでお伝えします。

シニア女子:情熱的な女性を演じた千葉百音が優勝

シニア女子で優勝したのは、昨シーズン全日本選手権2位、四大陸選手権優勝、世界選手権初出場と大きく飛躍した千葉百音。母の手作り衣装に背中を押され、初戦を勝利で飾った。

新FS「Ariana Concerto No. 1: II. Adagio Sostenuto」を情熱的に舞った千葉百音(選手権女子1位) ©World Figure Skating/Shinshokan
吉田陽菜の新SPは初タッグとなるブノワ・リショー振付の「Temen Oblak -Dark Clouds」(選手権女子2位) ©World Figure Skating/Shinshokan
住吉りをんの今季のFS「アディエマス」。銀河を連想させる衣装も印象的だ(選手権女子3位) ©World Figure Skating/Shinshokan

シニア男子:4回転ループを初投入した佐藤駿が優勝

シニア男子は佐藤駿が優勝。完璧な出来とはいかなかったが、4回転ループに挑んでみせた。表現面では、今年もギヨーム・シゼロンに振付を依頼し、上体の使い方などでも進化を見せた。「ジャンプが跳べなかったところはすごく悔しいですが、初戦で全部ジャンプを締めることができたのはすごく次の試合につながると思っています。(試合に入れられそうだなと思ったのは)先週ぐらいからです。跳ぼう跳ぼうとしてるときは失敗してるイメージがあって、逆に何も思わずに軽く跳んだ時のほうがいいなっていう感触があるので、そこを意識しながらやっていこうと思っています」

新FS「Nostos」。力強くも繊細なピアノの音色の上で、スケーティングの飛躍的な向上を示した(選手権男子1位) ©World Figure Skating/Shinshokan
今季から国内の大会はシニアとして参加する中村俊介。新FS「Io Ci Sarò」で熱情を表現する(選手権男子2位) ©World Figure Skating/Shinshokan 
友野一希の新SP「Tshegue / Muanapoto」は息つく暇もないほど多彩な動きが盛り込まれたプログラム(選手権男子3位) ©World Figure Skating/Shinshokan 

>>次ページ:島田麻央、上薗恋奈、高橋星名らが躍動したジュニアの戦い

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