2024年2月25日
熱戦開幕!GPファイナル男子SP上位3選手会見コメント

100点超の男子SPトップ3会見 宇野が2位、鍵山が3位発進!

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12月7日、北京でグランプリファイナル2023が開幕しました! 初日に男子SPが行われ、トップ3がそろって100点超えというハイレベルな戦いが展開されました。

首位に立ったのは、SPから4回転アクセルをサプライズ解禁して106.90点を獲得したイリア・マリニン選手。わずか0.88点という僅差の2位で貫禄の演技を見せた宇野昌磨選手、鍵山優真選手も103.72点のハイスコアをマークして3位に。さらに、「爪痕を残す!」と意気込んだ三浦佳生選手も見事なリカバリーで94.86点で4位につけています。

熱戦をリードしたSP上位3選手による記者会見の様子をお届けします。


宇野「今日の演技はぼくのベースの演技」

―― 今日の演技の感想を聞かせてください。

マリニン 全体としてはとてもいい気分だし、初めてショートプログラムで4回転アクセルを着氷できてうれしいです。自分としては、これまでやってきたなかで最高の演技というわけにはいかなかったけど、プレッシャーのなかでしっかりとまとめて、立つことができたのは本当によかったです。

宇野 今日の演技は比較的よかったとは思います。でも、ステファン(・ランビエルコーチ)と話したんですけれども、今日の演技はぼくのベースの演技……すごくよかったけれど、ベースの演技だった。ただ次はもっとチャレンジ的な演技をできるようにがんばろう、というのはぼくも同じ意見で。でも今日の演技は(ランビエルコーチと)2人ともよかったというので納得しています。

鍵山 今日の演技は全体的にうまくまとめられたと思います。全体的なプログラムの質としては前回のNHK杯のほうがよかったと思います。今回それでも100点をしっかり超えられたので、まだまだ伸び代がある演技になったかなと思います。

―― (マリニン選手に)SPに4回転アクセルを入れようと考えるようになったのはいつごろからですか。以前、4アクセルはリスクが大きすぎると話していましたが、今日はリスクに見合った結果が得られたようですね。

マリニン グランプリフランス大会のあとからずっと考えていました。シーズンの最初から考えてはいて、でもグランプリ(初戦)スケートアメリカではアクセルなしであれだけの得点がもらえた。そのあとで、ぼくのモチベーションと自信の基礎を築くためには、4アクセルを構成に入れてそれをプレッシャーのなかでも実施できるかやってみることが助けになると思ったんです。それが今日実現できて本当にうれしいです。ここに来ているのは最高のスケーターばかりで、ここは挑戦の場。みんなすごく能力が高くて、努力を惜しまずにここに来た。プレッシャーの下で彼らのような選手たちと戦うことができて、素晴らしい気分です。

マリニン「北京で4Aに挑むことは運命づけられていた」

―― (マリニン選手へ)羽生結弦選手が北京オリンピックで4アクセルに挑んだその同じ都市で着氷したわけですが、そのことに心のつながりは感じましたか。

マリニン 感じました。場所としては偶然の一致で、ずっと「ユヅル・ハニュウが初めて挑んだ場所だ」と考えていたわけではないんですが、着氷の瞬間に、本当に特別なコネクションなんだという気持ちが押し寄せてきて。まるで、ぼくはここに来て、グランプリファイナルで4アクセルに挑むことを運命づけられていたんだと思ったほどでした。彼が初めてここで4アクセルに挑戦したのは本当に素晴らしい出来事で、彼がどれだけ(競技を)前に進め、ほかの選手のみんなに「本当に可能なんだ」ということを目の当たりにさせてくれたことかと思います。ぼくも彼の姿に4アクセルを跳ぼうというモチベーションをもらいました。同時に、北京と4アクセルとのコネクションも感じています。

―― (マリニン選手へ)会場は同じではありませんが(2022北京オリンピック時はアイスホッケー会場)、同じ北京という場所で北京オリンピックのメダリストたちと並んでこの場にいることをどんなふうに感じていますか。

マリニン ここまでのレベルに至るためにどんなに厳しい練習を積んできたのかということに感嘆しています。彼らは北京オリンピックのメダリストたちで、ぼくは彼らと同じくらい厳しい練習をしてきて、ジャンプやスケーティングやスピン、すべてのことに努力を注ぎ込み、何時間も何時間もがんばってきたことを誇りに思います。ついに彼らのような選手たちを相手に戦うレベルまで到達するという目標に届いたことは、ぼくにとってすごく大事なことです。2人はぼくにとってインスピレーションの源です。ショウマは小さいころから見続けてきた大きな存在ですし、ユウマは北京オリンピックでの演技を見ていた。とにかく、ぼくもがんばり続けて上に行くぞというインスピレーションをもらっていました。

鍵山「すごい時代が来た」

―― (宇野選手と鍵山選手へ)お2人は北京という場所でまたトップ3の場にいられることをどう感じていますか。

宇野 それほど月日は経ってないとは思うんですけれども、すごくいろんなことがあり、なんか、優真くん(が一緒にいるの)は同じですけれども、すごい時代の流れを感じますし、すごく昔のことのように感じます。

鍵山 北京オリンピックが終わってから、すごい新しい時代が来たなと、去年1年間怪我して(競技を外から)見ているあいだと、今シーズンすごく感じました。そのなかでも宇野選手はトップで走っていて、またさらにマリニン選手だったりとかアダム(・シャオイムファ)選手とか、すごい4回転を持っている選手だったりとか、そういういろんな個性だったりとか、すごい選手が今シーズンすごくたくさんいるなかで、自分もこうやってまた一緒に滑れるのがすごく楽しいですし。ミラノ(・オリンピック)までもっともっとこうレベルが高くなっていくのかなと思うので、ぼくも負けずにがんばりたいなという気持ちです。


北京の地で新時代の戦いを繰り広げる男子フリーは、競技最終日のクライマックス9日(土)21時27分開始。フリー後の会見は「ワールド・フィギュアスケート100号」に掲載予定です!

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