ノービス男子はAで岡崎隼士、Bで日髙晴久がV
◎岡崎隼士(ノービスA男子1位/蒼明学院中等部)
「優勝はとてもうれしかったです。今日の演技は自分がいまできるすべてができたと思っているので、よかったです。100点に行けたのがとてもうれしくて、ガッツポーズが出ました。(去年と比べて)ジャンプが跳べるようになって、よくなったと思います。指先まで伸ばして、すべてに気を遣って滑ることを意識してやっていました。高橋大輔選手の演技を見たり、羽生結弦選手の演技を見たりしました。いまの目標は、オリンピックでいい結果を残したいと思っています。全日本ジュニアでは、上の選手から刺激を受けて自分もうまくなれるように、その経験を積むための場所だと思っているので、いい演技ができるようにがんばります。中学生になってからは、いままでは雑なところが多かったんですけど、丁寧に滑れるようになってきたと思います。将来は滑りの上にジャンプがあるスケーターになりたいと思っています」
◎吉野咲太朗(ノービスA男子2位/西武東伏見FSC)
「入賞が目標だったので、(2位の結果に)びっくりとうれしさが混じっています。ホームリンクの試合はプレッシャーのほうが大きくて、すごく緊張しました。(2位に終わった)ブロック大会が終わった後、すごく泣きましたし、すごく悔しかった。次の日の練習も行きたくないなという気持ちが強かったんですけど、先生や応援してくれる人たち、それにもちろん自分の意志で、立て直して、すごく練習しました。今シーズンは一度もノーミスしたことなかったんですけど、ステップもジャンプも先生に習って、2本目のサルコウを決められたところがガッツポーズも出ましたしうれしかったです。ノービスでの経験を積んでジュニアでも成績を残して、世界選手権や、オリンピックでも目標は高く優勝を目指したいと思います」
◎松本悠輝(ノービスA男子3位/LYS)
「3位という結果はちょっと悔しいのもあるし、うれしいのもあるし。表彰台に乗ることが目標でした。今日はフリップがよくできたなと思います。得意なジャンプはルッツとトウループ。次はトリプルループを構成に入れられるようにして、トリプルアクセルにも挑戦していきたい。憧れの選手は宇野昌磨選手と、チャ・ジュンファン選手です。表現力がすごいのと、ジャンプがきれいなところが好きです」
◎日髙晴久(ノービスB男子1位/MFアカデミー)
「羽生選手は羽生選手、町田選手は町田選手で、同じ「火の鳥」でも人の個性は違うので、ぼくはぼくの個性をもって、有名な選手が使っている「火の鳥」を演じたい。ぼくの「火の鳥」は、パートに合わせてゆったりだったり、力強かったり、見ているお客さんが感心できるような火の鳥を1年目も2年目も演じようと思ってきました。今後の目標は、来年はトリプルサルコウとトリプルトウループとかを入れて、もっとパワーアップした日髙晴久らしさを届けられたらいいなと思っています。将来は、オリンピックに出て、金メダルを獲りたいです」
◎木村碧一(ノービスB男子2位/埼玉アイスアリーナFC)
「同じリンクの山田琉伸選手や、佐藤駿選手のジャンプをよく見て、きれいだな、どうやったらあんなに高く跳べるんだろうと思っています。今後はトリプルサルコウにチャレンジしたい」
◎佐久間陸(ノービスB男子3位/福岡フィギュアアカデミー)
「ミスがあったのに思ったより点数が出てうれしかったです。オリンピックに出る選手みたいに、滑りやジャンプやスピンなどが綺麗で加点がつくようになりたいです」
なお、全日本ノービス選手権の結果を受けて、日本スケート連盟より、11月17~19日に滋賀・大津で開催される全日本ジュニア選手権に以下の選手を推薦することが発表された。
男子:岡崎隼士、吉野咲太朗、松本悠輝
女子:金沢純禾、河野莉々愛、大竹沙歩、松浪ひかり(ノービスA4位/関空スケート)