10月7日、ジャパンオープンが、さいたまスーパーアリーナで行われました。日本、北米、ヨーロッパによる3地域対抗の団体戦で、チームジャパンは世界女王の坂本花織選手、全日本選手権銀メダリストの島田高志郎選手、全日本選手権銅メダリストの友野一希選手、そしてプロから2018年世界選手権銅メダリストの宮原知子さんが選手として出場。
世界選手権銅メダリストのイリア・マリニン擁するチームノースアメリカが2位、同じく世界選手権銅メダリストのルナ・ヘンドリックスがリードするチームヨーロッパが3位という結果になりました。
お互いの演技に刺激を受け合いながら、団体戦ならではの明るい試合を楽しむ選手たちの様子を、フォトギャラリーでお届けします!
シーズン序盤から149.59点をマークして女子のトップに立った坂本花織。 渾身の演技を終えて、「体力がきつくて最後のポーズをとったときは脚がパンパンだった」と、安堵と疲労から笑みがこぼれる。
迫真の「ロミオとジュリエット」で、観客はもちろん、選手たちをも特大の感動の渦に巻き込んだ宮原知子。演技前、コーチとしてリンクサイドに立ったステファン・ランビエルからのお茶目な送り出しでパフォーマンスへ向かっていた。
チームジャパンのトリを飾って優勝を決めた友野一希のフリー「Halston」。「チームジャパンラストの演技だったんですけど、いい演技で終えられてよかった。みんなの演技に支えられた演技でした」。
島田高志郎のフリー「死の舞踏」は、クラシック・ナンバーでダークな一面を見せるチャレンジングなプログラム。前半の女子の試合をキス&クライで応援した際には、宮原知子の演技に感涙するチームジャパンの末っ子。
男子のトップに立ったのは、4回転アクセルを決めたイリア・マリニン。応援や試合を和気あいあいと楽しむティーンエイジャーらしい姿も印象的だった。
競技の幕間にゲストスケーターとして登場した三浦璃来&木原龍一ペア。今シーズンのフリー「Une chance qu’on s’a」を颯爽と舞った。
シーズン序盤から感動を呼んだ各チームの演技やキス&クライの楽しい写真は、本誌「ワールド・フィギュアスケート99号」(2023年11月発売予定)にて詳報をご紹介予定です。ぜひお楽しみに!