来年はこたつを囲んで、璃士くんのおしゃべりを聞く
イベント終了後には、8人のスケーターたちがメディアの囲み取材に登場しました。イベントの感想とともに、島田選手のアイスダンス転向への思いや、はやくも来年のイベントに向けても語ってくれました!
-- イベントの感想と、登場時のアピールについて教えてください。
田中 今回初めてコラントッテさんのイベントに出させていただいて、ファンの方とスケーターがいい距離感でいるイベントに参加できた。これからシーズンに入っていくし、プロスケーターはアイスショーに参加させてもらうので、そのなかでどんどんこういったスケーターとして、人としての良さをファンの方にも伝えられるのはすごくありがたいと思う。今日はすごく楽しかったです。登場は、とくにぼくは考えていなかったです。
三浦 この豪華な面子でトークショーをすることがなかなかないので、すごく貴重な経験というか、楽しかったです。ファンのみなさんともいろんな交流ができて本当に楽しかったです。登場は、ぼくも何も考えずにやっていました。
島田 普段スポーツに熱中している身としましては、こうして応援してくださっている方々と、1つのイベントとして、つながりが目に見えるかたちで表現されているところにまずは感謝したいと思います。自分の登場に関しましては、自分も何も考えず(笑)、ただ体の動くままに表現させていただきました。
友野 今年も呼んでいただけて、コラントッテさん、そして昌磨くんのつながりで、これだけのメンバーが集まってトークショーはなかなかないので、本当にあっという間で楽しい時間でした。登場は、自分のプログラムに入っているステップの特徴的な、”イケイケ盆踊り”って呼んでいるんですけど(笑)、それをやって、側転が入っているので側転もしました。
宇野 まず、登場は何もしなかったんですけど。「何かおもしろいことやってください」と言われたうえでやるおもしろいことって、ハードルだけがぶち上がって、それを越えられることはなかなかないので、ぼくは逃げました、完全に。でもみなさんがやってくれていたんで。
友野 逆におもしろかった。
宇野 今回のイベントは、年々気軽になってきて、普通に裏と変わらないテンションでしゃべっていました。忘年会みたいな感じでやっていましたけど(笑)、本当にみなさん温かくて。それを許してくださる社長で、長いことお世話になっているんですけど、これだけたくさんのスケーターをサポートしてくださる器の大きな社長。今度のアイスショー(「Ice Brave」)だったり、それ以外のイベントも一緒に作っていけたらなと思うので、これからも引き続きお楽しみにといった感じです。
山本 ぼくは去年からイベントに参加させていただいていて、今年が2回目で、今年もすごく楽しかったし、昌磨くんきっかけでコラントッテさんに縁をいただいてすごくうれしく思います。また来年も(イベント内で上がった来年の企画“シーズン振り返り会”で)こたつを囲んだり。
一同 本当にやるの?(笑)
山本 あ、無理か。これからもこういったイベントが続いていったらなと思って、楽しかったです。ありがとうございました。
鍵山 なかなかアイスショーや試合以外でこれだけ集まってイベントを開催することはないので、本当に充実しましたし、コラントッテさんのイベントに呼んでいただけたのもありがたいことです。雰囲気をすごくありがたく思いながら今日もイベントに参加することができて、ファンの方とも近い距離でコミュニケーションがとれたり、イベントできたので、ぼくにとっては人間としていろいろ学べたり、成長する機会になったなと思います。登場については、ぼくは先シーズンのフリーの動きを取り入れさせていただきました。
山本 そうだ、登場。ぼくは、1回転ジャンプをしたんですけど、裏で「(ステージの)耐久性があんまりかも」と言われて、2回転するつもりだったんですけど、1回転に抑えました。
中田 去年に引き続き今年も出演することができてすごく楽しかったです。またもしこういう機会があれば、参加したいです。登場はすごくテンパっちゃって手を振ることしかできなかったです。
-- 島田選手に。イベントのなかでもアイスダンス転向のお話があったと思いますが、チャレンジを決めた思いと、チームの呼び名があれば教えていただけますか。
島田 ずっとアイスダンスに憧れがあって、そのなかでシングルをがんばって続けてきていたんですけど、自分の股関節の怪我などで、自分には無理なんだろうなという思いもありつつ、やってみたい思いもありつつだったなかで、自分のなかでがんばりたいと思ったきっかけがたくさんありまして。それこそ将来的にはコーチや振付師としてスケートに携わっていくと思い描いているなかで、それまでに何ができるかと思ったときに、アイスダンスを強い覚悟を持ってやれるんじゃないかという思いがあったので、決断しました。呼び名に関しましては、自分たち2人でも全然決まっていなくて、いまは京都でキャシー(・リード)先生に教えていただいているんですけど、「いくこー!」ってずっと叫ばれながらやっている。ので、「いくこー」か、「くしまだ」か、「いくしろー」とかいろいろ案はあるんですけど。
ーー 宇野さんに。今日は座長感があったと思うのですが、引退会見から1年という節目でご自身のなかで変化を感じている部分や、周りを立たせてやろうという思いなどあれば教えてください。
宇野 周りを立たせてる感はなかったです。自分が目立とうとしてた。
一同 (笑)
宇野 アイスショーのプロデュースを、そこまでプロデューサーとしての自覚を持たないまま責任感で初めてさせていただいたんですけれども。もちろんすごく感謝はしていました。ただ、やっていくなかで、自分が何かしなければ何も動かないんだということに直面したときに、自分からいろんな発言をしたり、考えたりしなければいけないなと。それがスケートに限らず、こういうイベントでも自分がどうしたいか、自分が(0から)1を作らないと何も始まらないことって多いんだなというのを経験したので、だいぶ自信を持って行動するようになった。いちばん引っ張っていくべき存在の人が自信なさそうにしていると、どこについていっていいのかわからないと、ぼくは感じたので、それが間違った方向だったとしてもとりあえず自分が信じた道を信じて引っ張っていくというのは、いま意識はしています。が、正直、今日の会はみんな仲いいので楽しくやれたらいいという感じ。来年はね、(緊張して口数が少なかった)璃士くんの声がもうちょっと聞けたらいいなと思います。