羽生結弦さんが座長をつとめるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2024」の開催が決定しました。日程は3月8~11日、会場は宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開催されます。2023 年3月に初めて開催されたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」の第2弾で、地元・仙台を含む被災地から”希望”を発信します。
「notte stellata」は、羽生さんが平昌五輪のエキシビションで滑ったプログラムで、イタリア語で「満天の星」を意味します。地元・仙台で震災にあった羽生さんが、停電の暗闇の中で見た美しい「満天の星」に希望を感じたことから名付けられました。このショーも“希望”をテーマに、観客に笑顔をもたらすものを目指すとしています。
また防災と地域貢献にも取り組み、会場では防災グッズを中心に販売し、 来場者がアイスショーを楽しむと共に、防災について考えるきっかけになることを目指しています。会場では地元の観光案内やグルメブースも展開し、来場者へ観光を呼びかけることで、地域の活性化に繋げることも目的としています。羽生さん以外の出演者やチケット情報などは後日公開予定です。
◆羽生結弦さんのコメント
この機会をいただけることが本当に嬉しいです。
notte stellataという僕のプログラムの名前を冠してアイスショーを作っていただいているんですけど、このプログラム自体が東日本大震災によりそったもので、3月の開催は僕にとってすごく意味のあるものになっています。
これまで3月11日という日々を繰り返してく中で、どうやって思いを伝えていったらいいのか、どうやったら思いが届くのかなとか、いろんなことを考えてきました。
また、今回も皆さんの前で思いを届けることができて本当に幸せです。
このショーの一番のテーマは希望なので、僕が皆さんからたくさんの希望を受け取ったように、僕たちスケーターから少しでも多くの希望が届くようにという思いを込めながら、祈りながら滑りたいと思っています。