世界王者たちが躍動した第2部
第2部の冒頭では、この日のトークショーで、千葉百音選手が「大好きなグループ」と話していたMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」に乗って、日本選手たちが息の合ったグループ演技を披露した。ルナ・ヘンドリックス、キーガン・メッシング、千葉百音、スターズ・オン・アイスのキャストによるグループナンバー「I Ain’t Worried」、島田麻央と続いたあとは、いよいよ3月のモントリオール世界選手権のチャンピオンたちの競演となった。
昨年4月に東京開催の世界国別対抗戦を最後に競技を引退したが、変わらぬパワフルなスピード感あふれる滑りで楽しませてくれたキーガン・メッシング。横浜公演初回のプログラム「No Good」。
千葉百音は新EXプログラムの「ラヴェンダーの咲く庭で」を披露。小さなバスケットやラヴェンダーの花も使い、ストーリーを語るように滑った。
今シーズン、世界選手権を初制覇した「クワド・ゴッド」ことイリア・マリニンは、シーズンを通して滑り込んできたSP「マラゲーニャ」を披露。
ショーのトリを飾ったのは、世界選手権3連覇を果たした坂本花織。エモーショナルな新EX「Poison」で観客を酔わせた。
フィナーレは、力強くノリのいい「Oh What a Feeling」「Stayin’ Alive」で、華やかでにぎやかな大団円を迎えた。
世界のトップを走るスケーターたちの最高の演技をたっぷりと楽しむことのできる「スターズ・オン・アイス」は、4月7日まで横浜アリーナで開催中。当日券あり。