2025年7月6日
スケートと日本文化を融合したアイスショー「氷艶」、熱くスタート!

「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」が開幕 高橋大輔、増田貴久らが躍動する

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「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」が7月5日、横浜アリーナで初日を迎えました。フィギュアスケートと和の文化が融合するアイスショー「氷艶」の第4弾は、W主演を高橋大輔さん、増田貴久さん(NEWS)が務め、スペシャルゲストアーティストのSUGIZOさんをはじめ、スケーターと俳優・アーティストの競演が壮大な物語を彩ります。演出は映画監督・演出家の堤幸彦さん。ドラマ「TRICK」「池袋ウエストゲートパーク」、映画「20世紀少年」など多数の話題作を手がけてきた名匠のもと、スケート、芝居、歌、音楽が絡み合う圧巻のエンターテインメントを繰り広げた初日公演の模様をレポートします!  記事の後半では、初日を終えた高橋大輔さん、増田貴久さん、SUGIZOさん、堤幸彦さんの熱いコメントをお届けします。

高橋大輔と増田貴久、2つの魂が出会うとき

※以下、本文と写真で公演の内容に触れています。

昔話の「桃太郎」のもとになった「温羅(うら)伝説」。高橋大輔の故郷・岡山県に古くから伝わる伝説が、今回の「氷艶」の物語のインスピレーションになった。「桃太郎」と聞いて予想する勧善懲悪のストーリーとは異なり、最初、高橋演じる温羅(=鬼)は仲間思いの青年として、そして増田演じる吉備津彦(=桃太郎)は戦いのためだけに育てられた戦闘マシーンとして、まるで真逆のイメージで登場する。2人の運命が次第に交差し、それぞれの大義と使命がぶつかり合っていくドラマが最大の見どころだ。

座長として4回目の「氷艶」を迎えた高橋大輔は、これまでで恐らく最も難役であろう温羅役に体当たりで挑んだ。吉備の国を守るため、仲間を思えばこそ次第に闇に呑み込まれていく心の軌跡を、巧みなスケーティングはもちろん、高音が綺麗に伸びる歌声と説得力のある芝居で演じきる。とりわけ、大切な存在を喪った慟哭が次第に獣のような咆哮に変わっていく場面の気迫は凄まじく、温羅という役柄が憑依したかのよう。表現者として、さらなるステップアップを感じさせた。

>>次ページ:吉備津彦を演じる増田貴久の熱演、SUGIZOの圧巻のパフォーマンス

= INFORMATION =
「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」
~2025年7月6日(日)11:30、16:30、7日(月)11:30/神奈川・横浜アリーナ
公式サイト
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