羽生結弦さんが自ら原作・出演・製作総指揮を務めるアイスショー「ICE STORY」シリーズの第4弾、『Yuzuru Hanyu ICE STORY 4th “WHITE BOX” TOUR』の開催が決定しました。2027年1月9、11、13日に横浜公演、2月5、7日に静岡公演が開催されます。
いよいよ物語本編の幕が開く
『Yuzuru Hanyu ICE STORY 4th “WHITE BOX” TOUR』は、羽生結弦さんが新たに書き下ろした物語をもとに、演出のMIKIKOさんとともに作り上げるICE STORY最新作。『REALIVE』の第2部「Prequel : Before the WHITE」で描かれた前日譚を経て、いよいよ物語の本編が幕を開けるとしています。
羽生さん自身が執筆した物語の一部も公開されました。
「WHITE BOX」とは、星に還る手前の美術館。
羽生結弦“WHITE BOX”より
誰しもが訪れることができる場所。
ここは権力や地位、あるいは「外側」からつけられた価値とは関係なく、
誰もが展示され、遺して行ける場所。
自身の魂を紐解いて、自身の「内側」に何があるのかを知り、
自分だけの色をつけていく場所。
これまで、羽生さんが手がけてきたICE STORYシリーズは、いずれも自身の深い心の裡から紡ぎ出された物語ばかり。第1作『GIFT』、第2作『RE_PRAY』、第3作『Echoes of Life』を通じて提示されてきた彼自身の物語、そして観る人すべてにとっての物語が、第4弾でいかなる姿をもって氷上に立ち現れるのか、期待が高まります。
羽生結弦さん、MIKIKOさんのコメント
大切なひと、大切にしているもの、過去、記憶、思い出。
皆さんから見えている世界は、どんな色ですか。
皆さんから見える私は、どんな色をしていますか。
同じ景色を見ても、感じることや、記憶に残るものは違うのだと思います。
好きも、嫌いも、得意も、不得意も、私たちはそれぞれ違います。
それぞれに、これまで感じてきたこと、大切にしているものがあって、それらが違うからこそ、
誰かの何かに心を動かされたり、動いてしまったり、自分にはない感じ方に出会えるのだろうと
思っています。
そんな誰もが抱えている、誰とも違うという「ひとりぼっち」を大切にして、「ひとりぼっち」
同士だからこそ重なりあえた綺麗な瞬間を、出会いを、そして幸せを、大切にしてほしいと願い、
この物語を綴りました。
MIKIKO先生をはじめとする世界最高のチームと作りだす世界と共に、全身全霊で、願い、祈り、
滑ります。
羽生結弦
(MIKIKOコメント) 人は、世界を知れば知るほど自由になれるのか。
それとも、自分自身の奥深くにある、誰にも触れられない場所を知ることになるのか。
羽生くんと作品を重ねる中で、そんなことを考えます。
さまざまな景色を見て、表現の可能性を広げ続ける一方で、
彼の内側には、変わらず深い静けさがあるように感じます。
けれど今、その静けさを否定するのではなく、自分自身の一部として受け入れ、同じように心の奥に言葉にならない思いを抱える誰かの力になろうとする姿に、ひとりの人間としての成熟と、表現者としての新たな強さを感じています。
孤独は時に、誰かとつながるための入り口にもなる。
そして4作目を迎える今、何より驚かされるのは、そうした繊細で複雑な感情を表現する身体までもが、想像を超えて
進化し続けていることです。
心の深まりと、身体の進化。
そのふたつが重なり合う今だからこそ、生まれてくる表現があるのだと思います。
今回のICE STORYでも、彼の身体に宿る記憶や感情、まだ名前のついていない感覚を、ひとつひとつ丁寧にすくい上げ
ながら、今の羽生結弦だからこそ描ける新しい景色を、共に作っていきたいと思います。
MIKIKO

