東京選手権2026 色とりどりの個性を持ったノービス選手たちのコメントクリップ

東京選手権ノービス男子 中田璃士の弟・序珠亜らが全日本ノービスへ

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現在開催中の東京選手権(田中貴金属アイスアリーナ)では、10月2、3日にノービスA・Bの男子フリーが行われました。東京選手権は各カテゴリーの全日本選手権へと繋がるブロック大会の1つで、さらに東西選手権での選考が待っているシニア、ジュニアとは異なり、ノービス選手たちはブロック大会を通過すると、10月23~25日に北海道札幌市で行われる全日本ノービス選手権への出場権を得られます。

東京選手権で表彰台に上がり、全日本ノービス選手権へ向かう選手たちの喜びの声をお届けします。

ノービスA男子1位 藤本東馬「高橋大輔さんのような優しくてかっこいスケーターに」

藤本東馬 ©Yazuka Wada

ノービスA男子では、小学6年生の藤本東馬(MFアカデミー)が78.01点で優勝。映画「PAN ネバーランド、夢の始まり」の音楽に乗せて、2種類の3回転を含むジャンプを歯切れよく跳び、笑顔でピーター・パンを演じた。4歳でスケートを始め、現在はMFアカデミーで中庭健介らの指導を受ける小学6年生。昨年は、高橋大輔と増田貴久(NEWS)W主演の「氷艶 hyoen2025 -鏡紋の夜叉-」に子役として出演している。

 優勝できてうれしいです。最後のコンビネーションスピンが抜けちゃって、入っていたら自己ベストだったからちょっと悔しいです。ジャンプが終わったあとのチェックをちゃんと決められたのは、めっちゃよかったと思いました。ピーター・パンはちょっといたずらな面があるから、ステップとか曲が盛り上がるところで笑顔を取り入れたりして、ジャッジに向かって「いまから、いたずらするよ!」みたいな感じでアピールすることが大事。全日本(ノービス選手権)で1位になることを目標として練習しています。
 昔、お母さんがスケートをやりたかったけどやらせてもらえなくて、その分、ぼくがやってみたらけっこう楽しくて滑れるようになって、お母さんにぼくが「やりたい」と言ってスケートを始めました。スケートは、スピンもレベルを1つでも取りこぼしたり、こけたりしたら点数にならないし、ジャンプは一瞬しかないから、集中をもたせるとか、体力とか、いろんな練習ができて楽しいと思います。
 憧れのスケーターは高橋大輔さん。去年「氷艶」に一緒に出演したんですけど、出てきたときのオーラとか、忙しいなかでもぼくにジャンプを教えてくれて、トリプルが跳べるようになったので、ぼくもこんな優しくてかっこいいスケーターになりたいなと思いました。(教えてもらったのは)サルコウなんですけど、左足に乗っているだけで、そのまま締めちゃっていると言われて、右足と右手をバーンと出すこと、あと足だけとかじゃなくて体全体を使って(手足を)出すということを教わりました。

ノービスA男子2位 菊地尚「おどけた感じが陽キャの自分に合っています」

菊地尚 ©Yazuka Wada

ノービスA男子2位は、菊地尚(西武東伏見FSC)。「巴里のアメリカ人」を溌剌と踊りながら、ダブルアクセル2本を決めて73.50点を獲得した。5歳のときに宇野昌磨の演技を見たことをきっかけにスケートを始めた小学6年生。

 まあまあうれしいです。うれしいところはノーミスしたところで、まあまあなところはスピードがあまりなかったところです。プログラムのジャンプとジャンプのつなぎを、ロボットみたいに指示をこなしている感じじゃなくて、ちゃんと柔らかにできるように意識して練習してきました。ステップシークエンスのちょっとおどけた感じが、自分に合っていると思う。普段の性格は、陽キャ。おしゃべりが大好きで……授業中もけっこうしゃべっています。
 スケートは、テレビで宇野昌磨選手の演技を見てやってみたいと思って、やってみたら楽しかったから始めました。スケートの難しいところでいえば、ジャンプの新しい回転に挑戦するときは、未知の回転なので難しいです。逆に楽しいのは、ステップをして滑ること。全日本ノービスでは、できれば3回転を入れて、もっとスピードを出せるようにがんばりたいです。

ノービスA男子3位 中田序珠亜「お兄ちゃんはきれいにノーミスして」

中田序珠亜 ©Yazuka Wada

ノービスA男子3位に入ったのは、67.48点で序珠亜じょしゅあ(MFアカデミー)。父・中田誠人コーチのもと8歳でスケートを始め、世界ジュニア王者の兄・璃士とともに練習している小学6年生。幼いころから自然と踊るのが大好きだったといい、兄のおさがりの衣装を身につけて「Don’t Stop Me Now」を踊り心たっぷりに滑った。

 東京ブロックで3位に入れたのがすごくうれしいです。ダブルアクセルで失敗したけど、他は全部決まったのがうれしい。(父・中田誠人コーチからは)ダブルアクセルで全部をバラバラにしないように、ちゃんとまとめて跳べと言われました。それは頭にあったんですけど、ダブルアクセルを跳ぶときに考えすぎちゃって、ワッてなっちゃって、転びました。お兄ちゃんからは、ダブルアクセルに集中して、ダブルアクセルをまずは降りてって言われました。明日は、お兄ちゃんにきれいにノーミスしてほしい。お兄ちゃんはジャンプをきれいに跳んでいるから、それがいいなと思います。お家ではお父さんとスケートの話をします。練習で、プログラムの曲かけのときに失敗したら、家でもアドバイスをもらいます。
 ミュージカルを7歳のときから1年半ぐらいやっていて、8歳でスケートをやることになったので止めたんですけど、いまもお家ではずっと踊っています。憧れのスケーターは島田麻央ちゃん。「ウィキッド」を使っていたときの演技がすごく好きで、それで麻央ちゃんが好きになりました。ぼくの普段の性格は、踊るの大好きで、女子力が高くて、ネイルとかをたまにするんです。今日、試合のためにネイルしたんですけど、靴を履いているときに1本とれちゃったから、全部はがしました。スケートは踊るし、おしゃれするのが好きだからキラキラの衣装も好き。お客さんに自分のやることを見せられてすごくうれしいし、好きです。
 全日本(全日本ノービス選手権)のときにダブルアクセルを2本入れることにするので、それが目標で、自己ベストを出すこと、ノーミスのきれいな演技をやりたいです。

ノービスB男子1位 大久保秀人「フリーは真央先生が好きなリベラの曲です」

大久保秀人 ©Yazuka Wada

ノービスB男子で優勝したのは、木下MAOアカデミーで浅田真央の指導を受ける大久保秀人しゅうと。ダブルアクセルに挑戦し、手脚の先までしっかりと使う大人びた滑りでリベラの「Angel」を表現した。6歳でスケートを始め、昨年9月から木下MAOアカデミーで練習している小学4年生。

 優勝してうれしいけど、ダブルアクセルとかジャンプのちょっとのミスとか、スピンがレベルとれてなかったりしたから、そこは直したいと思っていて、ジャンプとかスピンはもっとできると思います。ルッツとフリップのエッジがあやしかったり、クォーターだけ回転が足りなかったり、それはいつもはできているから、次の大会でがんばりたいです。
 真央先生は曲かけも、ジャンプもよく見てくれて、できていないところを注意してくれるから、真央先生がレッスンをしてくれるとうれしいです。優しいけど、きちんとみてくれます。このプログラムは、いまアイスショーに出ている山本恭康先生が作ってくれました。真央先生が好きなリベラの曲です。プログラムでは、フリーレッグをちゃんと伸ばしたり、きれいな滑りとスピンを失敗しないことを意識しています。
 木下MAOアカデミーは、ダンスとバレエと新体操とトレーニングがあって、スケートをよくするためにその4つがあります。トレーニングは週3回、バレエは週2回、ダンスは週1回、新体操はいまはなくて、新体操の時間はトレーナーの先生がみてくれるトレーニングの時間になっています。
 全日本ノービスでは、ダブルアクセルをクリーンで降りて、2個入れて、できればトリプルも入れて、スピンも全部レベル4とれるようにしたいです。将来の夢はオリンピックで優勝すること。真央先生と羽生結弦さんに憧れています。羽生結弦さんは滑りもきれいだし、ジャンプもちゃんと脚とか全部締めていてきれいだし、スピンもうまいから、そこがいいと思って。真央先生はトリプルアクセル。ほかのところもすごくいいと思うんですけど、とくにトリプルアクセルがすごいなと思います。

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