2020年より「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の人気漫画「メダリスト」。その初の展覧会となる「メダリスト展」が、松屋銀座8階のイベントスクエアにて8月13日(水)よりスタートしました。一般公開に先立って報道内覧会とゲスト会見が行われ、TVアニメ「メダリスト」で主人公の結束いのりの声を務める春瀬なつみさんと、いのりのコーチ・明浦路司の声を務める大塚剛央さんが登壇。「メダリスト」の魅力がたっぷり詰まった展覧会の見どころと、春瀬さんが「『メダリスト』の世界を十分に楽しめるテーマパークのような楽しさがある!」、大塚さんが「作品への解像度がぐっと上がる!」と熱く語った会見をレポートします!
貴重なネームから、楽しい体験ブースまで
展示スペースに1歩足を踏み入れると、いのりと司のオブジェがお出迎え。その後、作中に登場するキャラクターたちが所属クラブごとに特大パネルに描かれた展示を抜けると、アニメーション映像などでフィギュアスケートのルールやバッジテストの仕組みなどを学べるコーナーへと続く。

「メダリスト」のストーリーの流れに沿って、登場人物の名言や印象的な1コマが壁一面に散りばめられた展示へと進み、物語の世界に没入していくかのような感覚に。そして、いのり、司、いのりのライバル的存在の狼嵜光のコスチュームの展示も。実際にフィギュアスケーターたちの衣装を製作しているアトリエ「Chess」によって作られた美しいコスチュームだ。
この展覧会のために原作者・つるまいかだが描き下ろした立体アートや木炭画に加え、「メダリスト」の元となった作品「ジャンプが跳べない」のネームとシノプシスも展示されている。展覧会の最後には、自分が氷上にいるかのような体験ができるインタラクションや、いのりのプログラムを見ながら「GOE+5」のボタンを押せるアトラクション、キスアンドクライを模したフォトスポットなど、五感で楽しめる仕掛けが満載だ。
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