2024年9月17日
パリ・オリンピック会場でメダル授与式を開催

北京オリンピック団体戦メダル授与式 チーム日本、チームアメリカが感動を分かち合う

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現在開催中のパリ夏季オリンピックにおいて、8月7日(パリ現地時間17時・日本時間8日0時)、2022年北京オリンピック・フィギュアスケート団体戦のメダル授与式が開催された。エッフェル塔を望むチャンピオンズ・パークが会場となった。カミラ・ワリエワ選手(ROC)のドーピング問題に端を発し、2年以上にも及んだ順位決定のプロセスにおいて、順位が確定するまでメダルを手にすることを待たされ続けた選手たち。なかにはこの期間に競技から引退したスケーターたちもいる。2年半の時間を経て、北京で団体戦を戦った彼らがパリに集い、感動的な瞬間を分かち合った。

表彰式では、まず団体2位が確定したチーム日本に銀メダルが授与された。日本は坂本花織、樋口新葉、鍵山優真、三浦璃来&木原龍一、小松原美里&小松原尊が参加し、メダル授与の栄誉に浴した。銀メダルをかけられ、花束を贈られたチームジャパンはみな笑顔だった。宇野昌磨はアイスショーのスケジュールの都合で不参加となったが、「フィギュアスケート日本選手全員で素晴らしい結果を残せたことをとても誇らしく思いますし、このようにメダル授与という素晴らしい場を設けていただけたことをとても感謝しています。(中略)私自身参加できないことを悲しく思いますが、チーム一丸となってこのような結果を得られたことを嬉しく思いますし、これからの自分の素晴らしい思い出の一つとして大切にしていきたいと思います」と自身のInstagramでコメントを寄せた。

団体1位・金メダルが確定したチームアメリカは、ネイサン・チェン、ヴィンセント・ジョウ、カレン・チェン、アレクサ・ケネリム&ブランドン・フレイジャー、マディソン・ハベル&ザッカリー・ダナヒュー、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツが参加。いずれも晴れやかな表情で金メダルをかけられ、会場に沸き上がった「USA」コールに手を振って応えた。ネイサンを中心に、選手団としても積極的に早期決着へ向けたアピールを行ってきた団体戦メンバーが、国旗掲揚と米国国歌の演奏に、感無量の表情を見せていた。

>>次ページ:メダル授与式後 日本選手記者会見一問一答

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