2024年9月19日
スケーターたちが京都・宇治で新シーズンへの弾みをつける!

トップ選手が新プログラムで初陣! 木下トロフィー2024

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ジュニア女子:世界ジュニア選手権優勝の島田麻央が圧勝

優勝は、世界ジュニア選手権を2連覇中の島田麻央。劇団四季の「ウィキッド」のリハーサルを見て表現の研究をするなど、プログラムの準備に勤しんできた。「3アクセルと4回転はよくなかったんですけど、それ以外のジャンプは自分のなかでいいものが跳べたんじゃないかなと思います。アクセルを立たないと、4回転にいくのが大変になってしまうので、絶対に立つっていう気持ちでなんとか立ちました。JGPではジャンプも表現もレベルアップしたところをお見せできるようにしたいなと思います」と次を見据えた。

和がテーマのFS「窓から見える」で、儚さやたおやかさを表現し新境地を見せた島田麻央(ジュニア女子1位) ©World Figure Skating/Shinshokan
怪我からの復帰を目指す中井亜美は、「シンデレラ」のプログラムでロマンティックな世界を氷上に描いた(ジュニア女子2位) ©World Figure Skating/Shinshokan
昨シーズンの世界ジュニア選手権で表彰台に上った上薗恋奈は、新しい衣装をまとい、FS「鐘」で力強い表現を披露(ジュニア女子3位) ©World Figure Skating/Shinshokan

ジュニア男子:今季4回転トウループを組み入れた高橋星名が1位

優勝したのは木下アカデミーで研鑽を積む高橋星名。「シーズン初戦にしてはがんばりました。リカバリーの練習もしっかりしてきたので、ちゃんと本番でも決められてうれしいです。パトリック・チャン選手の演技を見てこの曲(ヴィヴァルディ「四季」)を選んだので、パトリック・チャン選手みたいになりたいです」と振り返った。

多くの選手が滑ってきた名曲「四季」は、繊細な表現が持ち味の高橋星名にぴったりのプログラム ©World Figure Skating/Shinshokan
蛯原大弥の新FS「アバター」は、弓矢を放つ振付など見どころ満載だ ©World Figure Skating/Shinshokan
ジュニア1年目の松本悠輝は、クリムキンイーグルを披露し身体能力の高さを見せた ©World Figure Skating/Shinshokan

新アイスダンスチーム、柴山歩&木村智貴がお披露目!

演技初披露となった、アイスダンスの柴山歩&木村智貴は「ナイト・ワルツ」を披露し、華やかな印象を残した ©World Figure Skating/Shinshokan

木下トロフィーで初陣を切った選手たちは、このあと国内外の大会に挑みます。
ジュニアグランプリシリーズは第1戦のラトビア大会が8/28より開催され、シニアのグランプリシリーズは10/17から始まるアメリカ大会からスタート。主なエントリーは以下の通りです。

○ジュニアグランプリシリーズ
第1戦ラトビア大会:島田麻央、中村俊介、高橋星名
第2戦チェコ大会:上薗恋奈、蛯原大弥

○グランプリシリーズ
第2戦カナダ大会:佐藤駿、吉田陽菜
第3戦フランス大会:友野一希、住吉りをん
第4戦NHK杯:千葉百音
第5戦フィンランド大会:友野一希、吉田陽菜
第6戦中国大会:佐藤駿、千葉百音、住吉りをん

さらに9/20からはブロック大会が日本各地で開催され、全国のスケーターたちが全日本選手権出場を目指してしのぎを削ります。

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