2024年8月3、4日、木下トロフィー争奪フィギュアスケート大会が開催されました。会場は京都府宇治市の木下アカデミー京都アイスアリーナ。友野一希選手、佐藤駿選手、千葉百音選手、島田麻央選手ら多くのトップ選手が今季初戦を迎えました。選手たちが新しいプログラムを引っ提げて臨んだ夏の熱い戦いのようすをフォトギャラリーでお伝えします。
シニア女子:情熱的な女性を演じた千葉百音が優勝
シニア女子で優勝したのは、昨シーズン全日本選手権2位、四大陸選手権優勝、世界選手権初出場と大きく飛躍した千葉百音。母の手作り衣装に背中を押され、初戦を勝利で飾った。
シニア男子:4回転ループを初投入した佐藤駿が優勝
シニア男子は佐藤駿が優勝。完璧な出来とはいかなかったが、4回転ループに挑んでみせた。表現面では、今年もギヨーム・シゼロンに振付を依頼し、上体の使い方などでも進化を見せた。「ジャンプが跳べなかったところはすごく悔しいですが、初戦で全部ジャンプを締めることができたのはすごく次の試合につながると思っています。(試合に入れられそうだなと思ったのは)先週ぐらいからです。跳ぼう跳ぼうとしてるときは失敗してるイメージがあって、逆に何も思わずに軽く跳んだ時のほうがいいなっていう感触があるので、そこを意識しながらやっていこうと思っています」