2024年9月17日
伊勢丹立川店でスペシャルトークショーに登場

浅田真央がエアウィーヴのトークに出演、「Everlasting33」やMAO RINKを語る

- AD -

浅田真央さんが7月28日、伊勢丹立川店で、アンバサダーを務めるエアウィーヴのスペシャルトークショーに出演しました。快眠の秘訣や6月に開催した劇場型アイスショー「Everlasting33」の裏話、11月にオープンする「MAO RINK(マオリンク)」について語りました。午前と午後、2回行われたトークショーから午後の部を中心にお伝えします。

劇場型アイスショーの挑戦と待望のMAO RINKオープン

温かい拍手に包まれて登場した浅田真央。トークショーの冒頭に、司会から「伊勢丹立川店にいらっしゃったことはありますか?」と聞かれた浅田は、「こちらの伊勢丹さんは、初めてです。デパ地下が大好きなので、新宿の伊勢丹さんにはよく行くんですけれども。これからはよく立川に来ることになるので、立川店にも必ず来ます」と恐縮しながら笑顔で話した。

トークは、6月に立川で開催したアイスショー「Everlasting33」についてから始まった。競技引退後、「浅田真央サンクスツアー」「BEYOND」と全国を回ってきた彼女が挑んだ3度目のアイスショーだ。浅田は「今回は新しい試みとして、ステージの上に繰り出しのスケートリンクを作って、オーケストラの生演奏とともに全30曲以上、すべて新しい曲で挑戦することができました。約15公演、ここからすぐの立川ステージガーデンで開催したんですけれども、本当に多くの皆様がお越しくださって、無事に滑り切ることができました」と完走を報告。

こだわったポイントについて聞かれると、「通常のリンクではかなわない、劇場ならではの吊るしが出来たので、エアリアルに挑戦できたのも1つ良かったなと思っています」と話した。いっぽう苦労した点については、「通常のリンクよりも狭いのと、半円繰り出しのリンクで壁がないため、落ちたら、(半円リンクを囲むようにオーケストラピットがあり)オケの人たちがいるという状況だったので、落ちるんじゃないか心配で慣れるまで時間がかかったんですけど、誰1人落ちることなくできたので、新しい挑戦としては大成功かなと思います」と振り返った。

続いて、11月に立川にオープンするMAO RINKが話題に。待望のリンクのお披露目を前に目を輝かせる浅田。「建物もできていて、私も来週あたり伺うんですけれども、完成に向けて順調に進んでいます。MAO RINKはフィギュアスケーターだけではなく、ホッケーやスピードスケートはもちろん、スケートを習っていない一般のお客様にも滑っていただけます。ぜひみなさんいらしてください」と参加者の方々にPRした。

トークの2日前にパリ・オリンピックが開幕したが、エアウィーヴは、東京2020大会に続き、開催中のパリ2024大会の選手村にも1万6000床の寝具を提供している。2009年からエアウィーヴのマットレスを愛用している浅田は、「私はバンクーバーとソチに出場したんですけれども、その当時はエアウィーヴさんのマットレスがまだ選手村に導入されていなかった時なので、私は自分でマットレスを持っていってたんです。当時のベッドがやわらかかったので、ベッドは使わずに、マットレスを床に敷いて寝ていました」と自身の選手村での思い出を披露した。

トーク会場には、選手村に提供されているマットレスと同じ機能をもつ公式ライセンス商品も展示。マットレスは3分割されていて、組み替えることにより硬さがカスタマイズできるという。浅田は「1-2-1」で、肩が柔らかめの組み合わせを使っているそう。睡眠については、「6時間や7時間の日もあるんですけれども、8時間は眠るようにしています。しっかり眠ると、肌の調子もいいし、朝起きたとき、よしがんばろうと気持ちが前向きになれる」と話し、「アロマが好きなので、いつも枕にアロマオイルを垂らして寝ています。ジャスミン、イランイラン、ラベンダーが好きです。心がリラックスしたり、癒されます。睡眠がよりよくなるように心がけています」と快眠の秘訣を語った。

いままでで一番緊張した演技は?

イベントでは、浅田にまつわる2択クイズ大会も行われ、最後に「過去の競技会で一番緊張した演技は?」という質問が出題された。選択肢は、Aが「ソチ・オリンピックのショートプログラム」、Bが「ソチ・オリンピック団体戦のフリー」だったが、正解はA。浅田は次のように説明した。

「オリンピックがいまも開催されていますけれども、アスリートにとってオリンピックはすごい夢の舞台で、子どものころから憧れていた場所でした。自分もその思いが強かっただけに、その時が来たときは、やっぱりこれ以上ないくらい緊張しました。本番は緊張しないといけないと思っています。緊張しなければしないで、自分のパフォーマンスがいつも以上に発揮できないと思います。ただ、その緊張の度合いがちょっと行き過ぎてしまって、自分でコントロールできなかったり、緊張が恐怖に変わってしまったり、そういう緊張になってしまった。(ソチのショートは)いままでにないほど緊張したのを覚えています。なので、その次の日のフリープログラムというのは、ショートプログラムほど緊張はせずに、逆に吹っ切れて、『失敗してもいいや、もう思い切っていくしかない』という気持ちになれた。なので、一番人生のなかで緊張した試合は、ソチ・オリンピックのショートだと思います」。司会が「すごい経験をされて、それが今にすごく活かされていると感じます」と促すと、浅田は「私も5歳からスケートをやっているんですけれども、いまでもまだまだ悩むこともありますし、ちょっとの精神状態でパフォーマンスが変わったり、自分の考えで滑りが大きく変わったりするので、自分もまだ勉強しつつ、すごくフィギュアスケートって深いなと思いながら、いまも続けています」と感慨深げに話した。浅田の深いコメントに場内からは大きな拍手が沸き起こった。

トークショーの最後に、浅田は「『Everlasting33』が終わってから、なかなかみなさんとお会いする機会がなかったので、今日は直接近くでお会いすることができて、とてもいい時間を過ごすことが出来ました」と感謝を述べ、今後の予定については、現在8月末のアイスショー(「フレンズオンアイス」)のために練習中であることを伝えた。さらに「9月6日から『Everlasting33』の映画館上映が決定したので、『Everlasting33』を観に行った方も観に行っていないという方も、スケートリンクとは違った視線で見られると思いますので、ぜひ見に来ていただきたいなと思います。そして、11月、立川に『MAO RINK』と名前のついたアイススケートリンクがオープンしますので、その準備もしつつ生活していきます」とあいさつし、トークショーは終了した。

- AD -

 関連バックナンバー

関連記事

- AD -

最新記事

error: