宇野昌磨選手が5月11日、名古屋の中京テレビ本社でアドバイザリー契約を結ぶ「コラントッテ」のイベントに出席しました。5月9日に現役引退発表後、初めての公の場となりました。スペシャルゲストとして、仲間のスケーターらも加わり、ファンのみなさんと楽しいひととときを過ごしました。
今シーズンはすごく濃い楽しい時間だった
午後2時、大きな拍手に迎えられて150人のファンの前に登場した宇野昌磨選手は「今日はぼくもこのイベントを楽しみにしてきました。みなさんも楽しそうなぼくたちを見て帰ってほしいですし、打ち上げというか、宴会の気持ちでお願いします」と明るく呼びかけた。
今シーズンについて、「いろいろな思いの残る、そしてやりきったシーズンだったかなと思います。失敗も成功もすべて自分のいい経験になると思っていますし、すごく濃い楽しい時間だった」と振り返り、印象深い試合については、「今シーズンで言うなら、NHK杯。ぼくにとっては、本当に素晴らしい試合になったと思っていますし、何よりコーチが喜んでくれていた」と語った。
この日、スペシャルゲストが予告されていたが、まず弟・宇野樹さんが登場。その後、友野一希選手、島田高志郎選手、中田璃士選手、さらにこの日新たにアドバイザリー契約が発表された山本草太選手の4人のスケーターが登壇した。司会が、楽屋でもずっとしゃべりっぱなしだった5人の関係性について尋ねると、宇野選手は、「フィギュアスケーターは、とくに男子はみんな仲がいい。会ったら、おもに一希くんなんですけど、ずっとしゃべっています」と笑顔で語った。フリップを使ったエピソードトークでは、宇野の素顔や仲間たちとの思い出が次々と明かされ、恒例の「宇野昌磨クイズ」では、4人のスケーターと樹さんも客席に移動し、来場した観客といっしょに○×クイズに挑んだ。もりだくさんのコンテンツで、大幅に時間延長して行われたイベントが終了した後、5人のスケーターたちが取材に応じ、感想を述べた。