町田樹が久々の臨スポで氷上トーク
現在大学教員として教壇に立つ町田樹は、今回はトークでの参加。大西勝敬コーチのもとで練習していた2014年にソチ・オリンピック出場、世界選手権で銀メダルを手にした町田は、「このリンクのおかげで私はオリンピックに行くことができましたし、世界選手権2位という結果が得られたと思います」。
臨スポで練習するスケーターたちからの「現役時代悔しい思いをしたときのモチベーションの上げ方は?」「スケートを続けてよかったことは?」といった質問に、「強い気持ちで倍返しですよ!」などユーモアを交えながら真摯に回答していく。
イベント後には、「イベントをきっかけにスケートの輪が広がる、あるいは行政の方々や市民の方々のご理解、ご協力を得ながらみんなで力を合わせて施設を守っていく、発展させていく。そういう機運を高めていくうえで、このイベントは非常によかったと思います。この流れに乗って、50周年、60周年とこのリンクの歴史を積み重ねていってほしい」とリンクにエールを送りつつ、大西コーチとの思い出を振り返って、「ここはずっと(リンクの前に)海沿いがあるじゃないですか。チャリで『走れー!』って言われてやっていました。スケートって涼しくて、セーターを着て優雅にみたいなことですけど、ここのリンクではタンクトップで汗ドロドロになりながら、リンクで転んでは水浸しになって。ぼくはスケートじゃなくてスイミングの練習をしているのかなというくらい、ビショビショになって家に帰るという。(笑)その過酷な日々をすごく懐かしく思いますね」と目を細めた。
鍵山優真選手、村元哉中&高橋大輔組らが登場したイベント後半の様子は、【後編】でレポートします。ぜひお楽しみに!