プリンスアイスワールドの2023-2024シーズンが横浜公演からスタートしました。今年は、多くのミュージカルを手掛けてきた菅野こうめい氏を新たに演出に迎え、「A NEW PROGRESS(更なる前進)~BROADWAY CLASSICS」をテーマに、全編ミュージカルソングで構成されたプロダクション。毎日日替わりでミュージカルスターが登場し、歌とスケートのライブコラボレーションも大きな見どころになっています。メディア公開された4月29日と5月3日の公演の様子を、演出家の菅野氏や初日に出演したミュージカル俳優の田代万里生さん、そしてゲストスケーターたちのコメントとともにお届けします。
横浜公演はKOSÉ新横浜スケートセンターで5月5日まで行われています。4、5日には、宇野昌磨選手、鍵山優真選手、友野一希選手、樋口新葉選手、三浦佳生選手、本田真凜選手、住吉りをん選手、荒川静香さん、本田武史さんがゲストとして出演予定。ミュージカル界からは、4日小野田龍之介さん、5日は福井晶一さんがライブで歌を披露します。PIWチームの迫力の群舞はもちろん、ゲストの新プログラム、スターの歌などお楽しみ満載の2時間半です!
演出・菅野こうめい
(スケートを)テレビで見ていて、ずっと感じていたことがあった。言葉が足りないというか、もっと具体的なものが見たいと。ミュージカルはストーリーのなかで、感情のピークで歌われることが多いので感情がわかりやすい。踊り手も理解しやすいと思ったので、全部日本語の歌でスケーターに表現してもらおうと。それにはミュージカルがいちばんかなと思ってこういうショーになりました。
4月29日初回公演後の取材より
29日出演のミュージカル俳優・田代万里生
ミュージカルがテーマでありながら、ある意味ミュージカルよりミュージカルだったなと思いました。帝国劇場のステージの5倍くらいのスペースを使ってスケートの魔法がかかっていく。こんなにアイススケートとミュージカルが相性がいいと初めて知ったので、普段ミュージカルをご覧になっている方もハマっちゃうと思いますし、逆にスケートをご覧になっている方はミュージカルいいなと思ったんじゃないかなと。振付もミュージカルの方が入っていらっしゃるので、ミュージカルを知っているほど構成も深く楽しめると思うので、気になった方はミュージカルも劇場で見ていただきたいなと思いました。
4月29日初回公演後の取材より
スケーティングの音、風を切る音、ジャンプを着地するときのスリルを体感しながら歌って、劇場と違って360度お客さんがいらっしゃるので、新感覚でとても幸せな時間でした。