ジュニアGPファイナル
今回のジュニアGPファイナルには、男子は中田璃士選手、西野太翔選手、女子は島田麻央選手、岡万佑子選手、岡田芽依選手、金沢純禾選手の6選手が出場します。島田選手は4連覇がかかっています。
中田璃士
―― 2大会ぶりのトロフィーを目指すことについて。
「この大会に出る選手さんはうまくて、2年前よりもレベルが上がっているので、いい勝負をして、その上でファイナルの最高得点を出して勝ちたいです」
―― すぐ身近でシニア勢が試合をやりますが、見たいところは?
「ジュニアも4回転をたくさん跳んでいるんですけど、シニアはジュニア以上に跳んでくるので、しっかりそれを間近で見て、来年そこで戦うっていう意識をしっかりつけたい。今日の練習から太翔と見るので、男子の練習を楽しみに見たいと思います」
―― 日本男子は2人。西野選手とどんなことをやろうと考えたりしていますか?
「あまり考えていないんですけど、ほかの誰にも負けないで、しっかりワンツーフィニッシュしたいですね」
西野太翔
―― より上の順位を目指していくために意識していることは?
「ジャンプは回転不足とかがつかないようにしっかりまとめるっていうのと、PCSの面で自分がいまできる最大限を発揮できるように、しっかり練習をしてきたので、しっかりそれを発揮できるようにがんばりたいと思います」
―― ショート、フリーそれぞれのポイントを。
「ショートプログラムでは、しっかり最初から最後まで笑顔で滑りきるっていうので、フリープログラムでは曲の雰囲気に合わせて、しっかり取り組んで、自分のスケートの持ち味を出せたらと思います」―― 目標にしている点数や内容は?
「目標は、ショート、フリーをまずノーミスして、点数は全日本ジュニアで届かなかった240点台を出せればいいかなと思います」
島田麻央
―― 出場する全員が3アクセルを跳ぶハイレベルな戦いになります。
「去年までは挑戦する選手が少なかったので、降りるというよりかは挑戦することに意味があると思っていたんですけど、全員挑戦するとなると、やっぱり『降りきらないとな』っていう思いがあるので、しっかり決めたいなと思います」
―― 全日本ジュニア選手権から直してきたところは?
「まずはトリプルアクセルと4回転の位置を変えたことと、あとはエッジの位置をけっこう大幅に変えたことです」
―― エッジの位置はどう変えましたか?
「すごくインサイドについていたので、それを普通ぐらいのまっすぐさに付け替えました。右は大幅に変えて、左も少しだけ変えました。最初はちょっと滑ったとき、特にスケーティングのときにすごく違和感があって、『明後日会場入りするけど大丈夫かな』と思ったんですけど、ジャンプを跳ぶと思ったよりすごく跳びやすくなっていたので、変えてよかったんじゃないかなと思います」
―― 意気込みをお願いします。
「まずは結果とかよりも、自分の演技に集中をして、楽しかったなって、演技が終わって思えるようにがんばりたいなと思います」
岡万佑子
―― 日本でのファイナル。特別な思いは?
「やっぱり初出場が日本のファイナルで、新鮮でうれしいです」
―― 他の選手のトリプルアクセルが練習中に目に入ったりなどは?
「同じクラブの子が練習のときから跳んでいたり、JGPとかでもほかの選手が跳んでるのを見ていて、そこでしっかり刺激を受けていたので、いまはみんなもう跳ぶよね~っていうのが分かった状態だったので。驚きという感じではなく、みんなしっかり決めてきてるなっていうのはあります」
―― この大会の点数的な目標は?
「まずはやっぱりショートとフリーともに自己ベストを更新したいっていう思いがあるので。やっぱりショートとフリー両方をそろえないと、それは達成できないので、ショートもフリーも大切に滑っていきたいなって思います」
岡田芽依
―― 地元開催。ご家族や友人などからの印象に残っているメッセージはありますか。
「いちばん印象に残っているのは、昨日行く前に母から(ジュニアの)グランプリファイナルにも出場できるだけでほんとにすごいことだから、思いっきり楽しんで滑ってっていうふうに言ってもらいました」―― アクセルジャンパーがいっぱいいるなかで、自分のジャンプのこだわりっていうのは?
「周りのみんなのトリプルアクセルを見ていると、自分はまだまだだなって感じる面が多いんですけど。自分がいまできるいちばんのトリプルアクセルを本番でできたらなって思います」―― シニアと一緒のイベントですが、楽しみにしていることは?
「マリニン選手やアンバー選手は初めて生で見るので、すごく楽しみです」
金沢純禾
―― 全日本ジュニア選手権からはどんな調整を?
「全日本ジュニアの後に、ケイトリン(・ウィーバー)、フリーの振付師の方とも相談して、シニアのプログラムも全日本選手権用に作ったんですけど、そこの音楽からコレオの音楽を抜いて、編曲も変えて、後半の構成も変えたので、調整的にはあんまり本調子ではいかなかったんですけど。こっちに来て、曲で全部ジャンプ降りることができてよかったなと思います」
―― 他の選手にここだけは負けたくないというところを教えてください。
「元気さだけは取柄だなと思うので、そこだけはジュニア1年目らしく元気に滑れたらなと思います。手の使い方とかもそうですし、笑顔ですね。笑顔がいちばん大事かなと思うので、そこだけは絶対に負けません。(笑)」
ISUグランプリファイナル第1日目は、15:30より試合が開始されます。






