長岡柚奈&森口澄士「演技を通して枠取りの報告ができた」
長岡 すごくいい練習ができていたので、自分たちに期待して緊張していましたが、レベルを落とすところもあったんですけど、しっかりいい演技ができて、パーソナルベストを更新することができてすごくうれしいです。(9月のオリンピック最終予選会でペア2枠目獲得後の大会)周りのみなさんの祝福の声や歓声、温かさを感じる試合だったので、「枠を取ってきました!」と自分たちならではの報告のような感じでできたのかと思います。
森口 リフトやデススパイラルは悔しいですけど、それでも70点を超えられたのは、まだ伸びしろがあるので、ポジティブに捉えて、次はもっといい点数が出せるようにがんばっていきたいと思います。(オリンピックの)予選のあといったん調子が落ちてしまい、上げるのが大変だったんですけど、こうして予選が終わってからの初めての国際大会でパーソナルベストを更新できて、落とした調子をまた上げられた経験は自信になると思います。
吉田唄菜&森田真沙也「アクシデント続きのなかでも大丈夫」
吉田 日本についてからハプニング続きで。ロストバゲージで4日間滑れなくて、今日1週間ぶりにリズムダンスを曲で滑ったので。昨日のアクシデント(練習中に他の選手と後ろ向きで衝突)から、私も脚がすごく痛くて。試合中はアドレナリンで痛くはなかったんですけど、そのなかで2人でしっかり力を出し切れてベストに近い点数(69.61点)が出せたのは、これからの自信になったと思います。
森田 最初から最後まで自分たちが楽しんで滑れたなと思うので、今日のところは一安心という感じです。アクシデント続きではあったけど、だからこそ緊張感が少しほぐれたりしたし、スコット(・モイア)先生やアドリアン(・ディアス)コーチに向こうで教えてもらったアイスダンスの男性としての矜持というか、心得を存分に発揮する機会だなと思って、それはそれでプラスに捉えているので、明日のフリーも、大丈夫です!


