◎坂本花織(2024年NHK杯優勝)
「しっかりふんばりたい」
練習は、曲が鳴ってなかったら動きはよかったので、その感覚がプログラムにはまればいけるかなという感じです。いまは1個ミスをすると崩れる傾向にあるので、今回のNHK杯はミスが許されない。先週末ぐらいにやっと(調子が)上がり出して、西日本に出たうちのチームの子たちもみんながんばっていたので、それで力をもらって、自分もがんばらなきゃという気持ちになったら、だいぶ上がってきました。(今大会がGP初戦の樋口新葉からは)「いいなあ、もう2戦目か」と言われました。(笑)今日の会場に来るバスで会ったので、あまりまだ話せてはいないんですけど、だんだん元気になってきているというので、安心しました。自分のやるべきことをしっかりやれば、結果もついてくると思う。いま、気持ち的には1個もミスが許されない状況なので、しっかりふんばりたいなと思っています。
◎樋口新葉(2024年グランプリファイナリスト)
「最後のNHK杯、特別な思いは抱かない」
(コンディションについて)足にまだ痛みがあるので、そこがいちばん不安なところです。あとは本番になったときにメンタルのほうで崩れないかがちょっと不安ですが、気にしないぐらい集中できるといいなと思っています。体力はまだまだ足りない部分があると感じているので、全日本までに上げていけるようにと思いながら滑っています。(坂本花織選手と同じ試合)かおちゃんはもう1戦終わっているので、いいなと思っています。2週連続で試合なので、この試合は抑えめに、出し切らないように全力を出し切って滑りたいなという感じなので、羨ましいなと思います。(笑)(大会への意気込み)お客さんもすごく応援してくださると思うので、その応援を受け取って、力に変えてがんばりたいなと思います。(最後のグランプリシリーズへの思い)あまり特別な思いを抱かないようにしています! 特別な思いを抱いちゃうと変な感じになっちゃうので、いつも通りでやるようにしています。
◎青木祐奈(2024年NHK杯3位)
「NHK杯は競技を続けるきっかけの試合」
(GP第3戦カナダ大会を振り返って)悔しい気持ちもあるんですけど、いまは忘れて、この試合を楽しみたいなと思います。(今シーズンの思い)2年前から辞める辞める詐欺のようなことをしてしまっているんですけど(笑)、NHK杯という試合は、毎年自分にとって続けるきっかけの試合になっているので、今大会も笑顔で終わりたいなと思います。私はオリンピックシーズンのことはまったく意識していなくて。現役を続けると決めたのも、それはまったく考えずに決めました。(大会への意気込み)思い描いた自分の演技をしたいですし、今回のプログラムとしてもみなさんに楽しんでいただけるような滑りをしたいので、とにかく笑顔で終わりたい。この大会は2戦目で少し疲れていると思うんですが、そのぶん終わったら倒れてもいいぐらいの気持ちで、がむしゃらに楽しみたいなと思います。






