9月5日に全国の映画館で上映が始まった「カラダ探し THE LAST NIGHT」。9月6日、丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が行われ、プロスケーターの本田真凜さんが登壇しました。今作が映画デビューとなる本田さん。主演の橋本環奈さんをはじめ、眞栄田郷敦さん、木村佳乃さん、櫻井海音さん、安斉星来さん、鈴木福さん、吉田剛明さん、那須ほほみさん、羽住英一郎監督らとともに本作の魅力を観客にアピールしました。
本田真凜「昨日は妹と映画館に観に行った」
全国公開の初日は台風に見舞われた「カラダ探し THE LAST NIGHT」だが、その翌日となる9月6日は台風一過となり、9人のキャスト陣と羽住監督も空模様と同じく清々しい表情で登場した。 主人公・森崎明日香役を務める橋本環奈は、「昨日は本当にすごい大雨だったんですけど、今日は晴れて、みなさんにお会いすることができて、そして270館という本当にたくさんの(映画館で)みなさんがライブビューイングで観てくださって本当にうれしく思います」、眞栄田郷敦は「昨日は本当に台風で頭を抱えたのですが、今日はこんなに大勢の方に来ていただいて、公開を迎えられてうれしいです」と挨拶。本作のプロモーションイベントには初登場となる木村佳乃は「謎の“おんな”を演じております。ずーっと壁から顔と手を出して、腰が痛くなったりならなかったり。(笑)私じつはホラーが大好きでして、みなさんも怖い映画を観終わった後とは思えないにこやかな笑顔をありがとうございます」とユーモアたっぷりに観客に語り掛けた。
そして、美人でクラスの中心的存在の木下有紗役を務める本田真凜は「昨日は妹(本田望結)と映画館に観に行って、劇中の私たち高校生と同い年ぐらいの制服を着たお客さんが本当に多くて、すごくうれしかった。フィギュアのファンのみなさんからも“すごいよかったよ!”という感想をたくさんいただいたので、本当にうれしかったです」と笑顔で語った。
「制服を着て遊園地でみんなで……」青春エピソードたっぷりのトークセッション
話題は、青春の雰囲気にあふれた撮影の思い出に。櫻井海音が「(この映画の撮影で)生涯の仲間を見つけました!」と笑顔で話すと、鈴木福と吉田剛明が肩を組んで仲の良さをアピール。
本田も「青春でしたね、本当に。今年でフィギュアスケート22年目なんですけど、ずっとフィギュアのお友達が多かったので、他のフィールドで戦われてる方のお話とか、ご飯に行って聞くのもすごい貴重でした。あとは、修学旅行は行ったことがなかったので、制服を着て遊園地でみんなで、みたいなのがすごい青春でした」と撮影中の充実ぶりをにじませた。
主演の橋本が、「カラダ探し」にちなんだ「他のキャストのいいところ探し」というお題に「佳乃さんの明るさです。特殊メイクって、3時間とか平気でかかるのに、ずっとキャッキャッしてて。朝から本当にずっと元気で、帰り際も『環奈ちゃん、お疲れー!』みたいな。ただでさえ大変なシーン、絶叫したりとかが多く、テンション上げておかないとなかなか難しい現場で。本当に佳乃さんが一家に一台みたいな感じで、一映画にいてくださったら救われるなと思いました」と話すと、木村も「環奈さんの声を初めて聞いたときに、すっごくハスキーでいらっしゃるんだなって。私、人の声って気になるんですけど、すごく稀に見るいい声をなさってると思います」と返すなど、キャスト陣のトークは終始和やかムードで進んだ。さらに羽住英一郎監督が用意しているものがあると言って一度退席すると、橋本が「どうせまた赤い人出てくるんでしょ!(笑)」とズバリ。橋本の言葉通り、「赤い人」が赤い花束を持って現れ、会場は笑いに包まれた。
最後に橋本が「こうやって話していると、あっという間に時間が過ぎて、終わるのがすごく寂しく感じます。これだけ楽しく仲よく盛り上がっている通り、やっぱり映画の中でも仲のよさであったりとか、みずみずしい青春というのが見られますし、やっぱりホラー映画としても音だったり、光だったり、怖さを増長させる演出だったり、すごく素敵な作品になったのではないかなと。今日観てくださった方も、またお友達を誘ったりとかして、何度も観てくださったらいいなと思います。本日は本当にありがとうございました」と挨拶し、イベントは終了した。
「カラダ探し THE LAST NIGHT」は全国の映画館で公開中。