岡山県倉敷市を舞台にした映画「蔵のある街」が7月25日から倉敷市内で上映が始まり、倉敷市出身で映画初出演の高橋大輔さんらが公開記念として、倉敷美観地区で川舟パレードを行いました。また同日、全国に先駆けて先行上映を開始したMOVIX倉敷では、高橋さんをはじめ、ダブル主演の山時聡真さんと中島瑠菜さん、倉敷市出身の平松恵美子監督、俳優の前野朋哉さんが初日舞台あいさつに登場しました。
美観地区で川舟に乗ってPR、風船を放ってヒット祈願
オール倉敷ロケで撮影された映画「蔵のある街」の公開初日。午後2時半すぎ、市内随一の観光名所、白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ美観地区に、銀幕デビューを果たした高橋大輔、平松恵美子監督、ダブル主演の山時聡真と中島瑠菜、俳優の前野朋哉らが登場した。
中橋のたもとで、ヒット祈願祭として、阿智神社宮司、足高神社宮司による神事、絵馬が奉納されたあと、監督と出演者たちは中橋の上に並んで、集まったたくさんの人々に向かってあいさつ。高橋は「古城緑郎(こじょう・ろくろう)役の高橋大輔です。ただいま倉敷に戻って参りました。よろしくお願いします!」と満面の笑顔で語りかけた。続いて、映画の一場面にちなんだバルーンリリースが行われ、「5、4、3、2、1」のあと、打ち上げ花火をあげるように「ドーン!」という掛け声で、一般のみなさんと5色の風船を晴天の青空に放った。
次いで、監督と出演者らが2隻にわかれて舟に乗り込み、公開を記念した川舟パレードを開催。倉敷川をゆったり進みながら、沿岸で見守る人々の声援に手を振って応えた。