2025年4月22日
「京都フィギュアスケートフェスティバル」完全版で実現!

宮原知子×小野賢章のスペシャル対談が5月にオンエア

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小野「楽しくてすぐ終わっちゃった」宮原「似ているところを感じた」

収録を終えたばかりのお2人が、メディアの取材にも応えてくれました。完全版の放送を前に、お2人の間の雰囲気や、人柄が感じられるエピソードもたっぷりです。

―― 今日の収録を終えての感想を教えてください。
小野 フィギュアスケートは、テレビで見ていた華やかな世界という印象が強かったので、もっと聞きたいことはいっぱいあったんですけど、楽しくてすぐ終わっちゃったような感じでした。練習時間はどのくらいやるのかとか、そういう基本的なところから聞きたかったんですけど、あっという間に終わっちゃいました。
宮原
 全然かたちは違うけど、同じ表現するという意味で共通点も多くて、すごく興味深かったです。

―― 本日が初対面だったと思うのですが、話してみてお互いにどんな印象を持たれましたか。
小野 たぶんお友だちとしゃべっているときはもっと砕けているんだろうなというのが。(笑)
宮原 そうですか~?(笑)
小野 それはぼくも同じなので、人見知り感が近しいところがあるのかなと、しゃべりながら思いました。たぶん2回目以降はもっと気さくにしゃべっているんだろうなと。
宮原 第2弾……(笑)私は緊張しちゃっていて。仕事に向き合う姿勢に、自分と似ているところをすごく感じたので、お話しさせていただけてうれしかったです。

―― 表現者としていろんなアートや人から刺激を受けていきたいという話題もありましたが、最近刺激を受けたものというと?
小野 ぼくは小劇場の舞台をよく観に行くんですが、同い年の役者から連絡が来て観に行った舞台がすごくよかったです。テレビでは表現できないようなディープな内容だったので、(劇場のような)クローズドなところでやれるのもエンタメの魅力の1つだなと感じました。あと単純にやっぱり役者仲間ががんばっている姿はすごく刺激的だなと。自分もゲームばっかり朝までやってないで、しっかりやらなきゃなって、自分を省みる機会になりました。(笑)
宮原 私はここ最近、いろんなアーティストの方とご一緒させていただく機会が多くて、このあいだは佐渡に行って、太鼓の鼓童の方々と何日間か過ごして、実際に太鼓をたたかせてもらったりとか、表現の先生と一緒に振付を考えたり、実際にダンサーのなかに混ざってダンスの講習を受けたり。そういう機会から、いろんなジャンルからいろんな要素を引っ張って自分のものにしていく大切さを学んでいます。それがすごく刺激になっているのと、アイスショー「スターズ・オン・アイス」で、今年はロックというテーマなので、あまり滑ったことがないロックの音楽にあわせて振付したり、衣装も(普段と)全然違うのを着たり、若い選手と交流できたり、そういうのも刺激になっています。

―― 今日もまた新しい刺激になりそうですね。
宮原小野 そうですね。
小野 ぼく、高橋大輔さんに似ているってよく言われていて。一度、一緒に写真を撮ったことがあったんですが……似てました。(笑)
宮原 似てますよね!
小野 自分でも思うぐらい。
宮原 たしかに!と思っちゃいました。

―― 宮原さんはアニメや漫画を普段からご覧になりますか。
宮原 私は映画とかドラマとか音楽とか、見たり聞いたり、あまりしないんですけど、最近は選手のときより時間は増えたので、ときどきNetflixを見たりしています。

―― 最近見たタイトルは?
宮原 「グランメゾン東京」とか「VIVANT」。あとは海外のものをよく見て、英語を聞きたいので、英語で見ています。昔の映画を見たときに、「この曲で滑りたい」とか「あの選手がこの曲を使っていたのは、こういう意味があるんだ」とか、発見につながります。昔の映画も機会があればみたいなといつも思っています。

―― 小野さんは、スケートをご覧になることは?
小野 今日の対談にあたって、演技を見させてもらいました。見ていた動画に「宮原知子(19)」と出てきて、10代からこんな大勢の前で、たった1人で、それが選考会で。ものすごいなと思って見ていました。

―― お2人の共通点の1つに4歳からやっているということがありましたが、長く活躍するなかで自分を労わる方法はお持ちですか。
小野 ぼくはもう本当に自分のやりたいことを我慢しないようにしています。買いたいものを買う、食べたいものを食べる、やりたいことをする。仕事が楽しいからやっていますけど、お金をもらっている以上、責任が当然あって、そうすると楽しいだけじゃできない部分があったりするので、それが知らず知らずのうちにストレスになっていることもある。そのストレスをなくすために、自分へのご褒美じゃないですけど、欲しかった服を買ったり、毎日のようにラーメン食べたりとか、帰ってきて朝までゲームをやったりとか(笑)して、ストレスをためないようにというのは、けっこう気をつけてやっていることですね。
宮原 労われているかわからないですけど、何事も全力でやるというのを心がけています。中途半端にやっちゃったと思うほうがストレスになるので、結果よくても悪くても全力を尽くすということは意識しています。あとはおいしいものを食べます!
小野 それがいちばんですよね!

提供/GAORA SPORTS

プロフィール
小野賢章(おの・けんしょう) 1989年10月5日、福岡県出身。子役時代から、舞台、映像作品でマルチに活躍。2001年に映画「ハリー・ポッター」の吹き替えを担当して以降、声優としても活動を始める。主な出演作に、「ハリー・ポッター」シリーズのハリー・ポッター役、「黒子のバスケ」黒子テツヤ役、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」ジョルノ・ジョバァーナ役などがある。 宮原知子(みやはら・さとこ) 1998年3月26日、京都府出身。4歳でスケートを始め、2014年から全日本選手権を4連覇、2015年世界選手権2位、2018年平昌オリンピック4位、2018年世界選手権3位。2022年3月に競技を引退し、現在はプロスケーターとして国内外のアイスショーで活躍している。
= INFORMATION =
GAORA SPORTS「京都フィギュアスケートフェスティバル完全版」
5月7日18:30~ 「京都フィギュアスケートフェスティバル」 4月20日(日) 10:00 ~ 12:00 4月25日(金) 13:00 ~ 15:00 視聴はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなど 出演:宮原知子、田中刑事、本郷理華、吉田陽菜、村上遥奈、金沢純禾、岡万佑子、山田恵 ほか ナレーター:小野賢章
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