昨年1月に福岡で初開催されたアイスショーの第2弾「BIS F25」が1月25、26日、オーヴィジョンアイスアリーナ福岡で催される。
”謎のアイスショー”として話題になった昨年の初回公演「BIS F24」は、アイスショーの場内アナウンスやカメラマンに挑戦できるほか、食事を楽しみながらショーを観覧できたり、スケーターや関係者が参加する社交の場であるバンケットに参加できたりと、さまざなオプションを付けた券種を用意し、これまでにない体験型のアイスショーとして好評を博した。またいっぽうで、たくさんの方にスケートに触れてもらいたいという想いから低価格のチケットも販売し、スケート文化の普及という点でも大きな反響を呼んだ。
第2回目となる今回は、体験型アイスショーとしての幅広い楽しみ方はそのままに、「The World of Anime」をテーマに掲げ、日本が世界に誇るカルチャーとフィギュアスケートのコラボレーションを展開する。その1つが、ゲストシンガーの高橋洋子の登場。日本アニメの金字塔的作品の主題歌「残酷な天使のテーゼ」、「魂のルフラン」などで知られる高橋が、アイスショーに初参加する。
豪華コラボレーションに応えるプロスケーター陣には、昨年5月に競技を引退した宇野昌磨が初登場。昨年も活躍した鈴木明子、無良崇人、本郷理華、橋本誠也に加え、本田真凜、本田望結の姉妹や、現役時代に福岡で練習を積んでいた竹野比奈、櫛田一樹らの参加も決定している。
さらに、前回公演でも歌声を披露した韓国出身のJGジュノが今年も参加するほか、アナウンス体験ではアニメ「アラジン」や映画「メリー・ポピンズ」で日本語吹き替えを担当する麻生かほ里、カメラマン体験ではスケートファンにはすっかりお馴染みの田中宣明カメラマンが講師を務める。
また、アジアの玄関口と呼ばれる福岡で開催されるとあり、海外からの観客にも言葉を通さずとも楽しんでもらえるショーを開催概念の1つとしているという。今回はスケーターのパフォーマンスに加え、40機のドローンを使用した「ドローンショー」も予定されている。スケートリンクという幻想的な空間で、本格的なドローンショーを披露するのはおそらく日本初の試みだろう。
腰を据えてじっくり楽しむもよし、アクティビティに参加して弾けるもよしの新感覚の体験型アイスショー「オリエンタルバイオ presents BIS F25」。チケットも観覧チケットだけでなく、日本文化体験プランや宿泊プラン、プライベートジェットで行くプランまで、希望の楽しみ方に合わせた多種多様のプランが販売されている。