2025年1月15日
フィギュアスケートから特別賞に坂本花織と島田麻央、功労賞に宇野昌磨が選出

テレビ朝日ビッグスポーツ賞 島田麻央、堀米雄斗、Shigekixらが今年の目標を語る

spot_img
- AD -

島田麻央「今年も笑顔あふれる1年に」

昨年新人賞を受賞し、今年は特別賞と2年連続の受賞となった島田麻央。「各競技のトップアスリートの方々が受賞されている賞を私もいただけてすごくうれしいですし、1年間がんばったなって思えてすごくうれしいです」と喜びを語った。

表彰式では、スケートボードの堀米選手と一緒に写真を撮る場面も。「あまりお話はできていないのですが、競技の話だったり、普段気を付けていることだったりをお話しして、写真も撮ってもらいました」と笑顔で振り返った。ほかにも総合馬術団体の選手陣や飛び込みの玉井陸斗とも話すことができたと明かし、昨夏のパリ・オリンピックについては「ほかのスポーツを見ることが好きなので、たくさんいろんな競技を見てました」と話した。また、「今年も笑顔あふれる1年で、いろんなことを成長させていけたらいいなと思います」と今年の抱負を語り、普段から自信をつけるために取り組んでいることについて問われると、「練習は嘘をつかないと思うので、練習をしっかりやること。あとは弱気にならず、何事もポジティブに考えることがいいのかなと思います」と答えた。島田は、3月にハンガリーで開催される世界ジュニア選手権で、史上初となる大会3連覇を目指す。

堀米雄斗 今年の目標は「タンパ・プロで3連覇」

パリ・オリンピックのスケートボード男子ストリートで2大会連続の金メダルを獲得し、ビッグスポーツ賞に輝いた堀米雄斗。「名誉ある賞をもらえてすごいうれしい」と心境を語った堀米は、表彰式を振り返り「いろんなアスリートたちとこうして会える機会も少ないので、お話をしたりする時間はすごく楽しかった」と笑顔を見せた。なかでも、同じテーブルだった島田選手や総合馬術団体の選手陣とは「会話は少なかったですが、そのなかでも良いお話ができた」と話し、関心のあるウィンタースポーツについて問われると、「同じ席にはフィギュアスケートの方もいましたが、すごく注目しています。(島田麻央と)写真を一緒に撮ったり、これから応援しているよということを伝えさせてもらいました」と交流の様子を明かした。

今年の目標については、「『タンパ・プロ』(4月)というスケートボードのコンテストのなかで、一番歴史の長い大会があります。この大会で3連覇できている人はいませんが、今回勝てれば 3連覇を達成することができるので、それを今年は一番のメインにまずは頑張りたい」と力強く語った。

高校卒業後はロサンゼルスに拠点を置いて活動している堀米。現在、ロサンゼルスで甚大な被害を及ぼしている山火事について「ぼくの仲間たちがいっぱい住んでて、毎日連絡を取ってみんなの状況を聞いています。みんなが無事なことを祈ってます」と話した。

Shigekix「いまからが本当の腕の見せどころ」

パリ・オリンピックで開閉会式の騎手を務めたブレイキンのShigekixは、今回の表彰式でもトップバッターとして日本国旗を持っての登場となった。「旗を持つのは 2024年いっぱいだと思ってたので、2025年も持たせていただけてうれしかったですし、騎手を務めさせていただいたという経験に対しての感謝もあらめて感じました」とShigekix。表彰式でも、多くのアスリートと交流を深めたようで「同じテーブルのアスリートのみなさんから、テレビや街中でよく見ましたよって。『(CMキャラクターを務めた)クレジットカードでタッチしてました』『タクシーで見ました』みたいに言っていただけたりとかして。(笑)」とさわやかな笑顔を浮かべた。

今年の干支の巳年にちなんで、今年一皮むけたいことを問われると「ここからブレイキンの目指すところというのは、オリンピックという追い風から脱皮して、ブレイキンとしてどれだけみなさんを楽しませられるのか」と語り、「いまからが本当の腕の見せどころ」とブレイキンを広めるため、さらなる意欲を示した。今年は、2月の全日本選手権とBreaking World Match 2025の日韓戦、秋にはブレイキンのなかでもっとも歴史の長いとされているRed Bull BC Oneの日本開催が決定している。「ブレイキンの今日、明日を楽しみにしてくださってるみなさんには、ぼくが踊り続けれる体である以上は楽しませ続けるので、期待して待っていただけたら」と応援するファンにメッセージを送り、「それまでのぼくの道のりを一緒に戦ってもらえたらうれしい」とコメントしました。

ブレイキン以外で今年チャレンジしたいことについて問われると、「ぼくがずっとライフスタイルで大事にしてきている絵を描くということをあまりできなかったので、今年は絵を描きたい」と答えた。小さい頃から物心ついて一番最初に興味を持ったのが絵を描くことだったのだそう。「パリを経てから描いた絵がまだないので、それは近々描きたい」とアーティスティックな一面を見せました。

第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞の受賞者は以下の通り。大谷翔平はテレビ朝日スポーツ放送大賞、サッカー日本代表はテレビ朝日スポーツ放送特別賞に選ばれた。

第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞 受賞者

◆ビッグスポーツ賞
 北口榛花(陸上女子)
 体操男子団体
 岡慎之助(体操男子)
 藤波朱理(レスリング女子)
 桜井つぐみ(同上)
 元木咲良(同上)
 鏡優翔(同上)
 樋口黎(レスリング男子)
 清岡幸太郎(同上)
 文田健一郎(同上)
 日下尚(同上)
 加納虹輝(フェンシング男子)
 フェンシング男子フルーレ団体
 角田夏実(柔道女子)
 阿部一二三(柔道男子)
 永瀬貴規(同上)
 吉沢恋(スケートボード女子)
 堀米雄斗(スケートボード男子)
 AMI(湯浅亜実)(ブレイキン女子)

◆ビッグスポーツ特別賞
 坂本花織(フィギュアスケート女子)
 島田麻央(同上)
 玉井陸斗(飛び込み男子)
 佐藤大宗(近代5種男子)
 松山英樹(ゴルフ男子)
 総合馬術団体
 フェンシング女子フルーレ団体
 フェンシング女子サーブル団体

◆ビッグスポーツ五輪奨励賞
 ソフトボール女子代表
 佐藤水菜(自転車女子)

◆ビッグスポーツ新人賞
 赤間凛音(スケートボード女子)
 松下知之(競泳男子)

◆ビッグスポーツ特別貢献賞
 Shigekix(半井重幸)(ブレイキン男子)
 江村美咲(フェンシング女子)

◆ビッグスポーツ特別功労賞
 宇野昌磨(フィギュアスケート男子)
 入江陵介(競泳男子)
 大橋悠依(競泳女子)

◆テレビ朝日スポーツ放送大賞
 大谷翔平(野球)

◆テレビ朝日スポーツ放送特別賞
 サッカー日本代表

spot_img
- AD -

 関連バックナンバー

フィギュアスケート選手名鑑2024-2025シーズンガイド

総勢177人(組)の国内外のフィギュアスケーターを...

関連記事

- AD -
spot_img

最新記事

error: