2026年2月1日
鍵山正和コーチと、リスタートを切って

STORIES2025④河辺愛菜 「毎日が新しい気づき、充実している」

- AD -

4年に1度のオリンピックシーズンも、折り返し地点に差し掛かっている。ミラノ・オリンピックの代表が決まる全日本選手権までも、残りわずかとなった。4年前の北京オリンピックシーズン、全日本選手権の舞台で持てるだけの力を発揮し、オリンピック代表の座を射止めた1人が、当時17歳の河辺愛菜だった。

鍵山優真の演技に勇気づけられて

年上の坂本花織、樋口新葉とともに出場した北京オリンピックは、ショートプログラム、フリーともにジャンプを味方につけられず、総合23位。「人生で一番悔しい試合」と表現したが、アスリートたちにとって最高峰の舞台に出場できたという確かな自信も掴んだ。翌2022-2023シーズン、河辺は拠点を2020年より約2年間練習していた京都から、地元の愛知に戻した。高校3年生での転校となったが、中京大中京高校での日々は、「(松生)理乃ちゃんとか横井きな結ちゃんと一緒に学校生活して、そのままリンクでも一緒だったりするので、そういう生活がすごく楽しい」と白い歯を見せていた。

– AD –

愛知に拠点を戻して3シーズン目、2024年の全日本選手権では、ショートプログラムの6分間練習の最中に他の選手と衝突するというアクシデントがあり、右腕の痺れを抱えたまま演技を迎え、「練習してきたことが全然出せなかった」と涙を飲んだ。しかし、2日後の河辺は顔つきが違っていた。フリー「Paint it Black」を大きなミスなく滑り切り、コケティッシュな魅力を存分に発揮、演技後には即座にガッツポーズが飛び出すという出来栄え。SPの翌日に男子フリーの競技を会場で観たことが、立ち直りへの大きな一助になったという。

やっぱり、いつも練習を一緒にしている(鍵山)優真くんがさすがの演技だなって。あの緊張のなかでやりきれる実力を自分も目指していかないといけないなっていうふうに思いました。(中京大学のメンバーは)先生が違っても、男女すごい仲良くって。本気で応援して、元気をもらってみたいな、すごくいい環境にいさせてもらってるなって昨日改めて感じました。

そして、晴れやかな笑顔で前を向いた。

来シーズンは本当にミスが許されないシーズンになってくると思います。今回の試合以上にプレッシャーがあるし、本当に保つのが大変になると思うんですけど、ここで学んだことを生かせるようにしたい。オリンピックシーズンの直前でこの経験ができたのは逆によかったのかなと思います。

= INFORMATION =
全日本フィギュアスケート選手権
12月19~21日/国立代々木競技場第一体育館
- AD -

 関連バックナンバー

ワールド・フィギュアスケート No.104

フランス・グランプリ、カップ・オブ・チャイナ、スケ...

フィギュアスケート選手名鑑2025-2026シーズンガイド

総勢175名(組)を紹介する選手名鑑のほか、坂本花...

関連記事

- AD -
spot_img

最新記事

最新刊

error: