この夏の注目アイスショーをプレビューする「アイスショーの世界11」が、発売になりました! 7月に行われる高橋大輔さんと増田貴久さん主演の「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」、そして6月14日にいよいよ開幕する宇野昌磨さん初プロデュースのアイスショー「Ice Brave」をご紹介しています。出演者たちを中心としたインタビューから見どころをチェックできる、この夏がますます楽しみになる1冊です。4月開催のアイスショーのレビューも掲載。ぜひチェックしてみてください!
CONTENTS
2025夏、注目のアイスショー開幕!◆巻頭スペシャル
氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-
クロストーク
・高橋大輔×増田貴久「つねに進化し続けて、新しいものを」
INTERVIEWS
・堤 幸彦「難易度の高い仕事を全力でやりたい」
・SUGIZO「プログレッシブで壮大なロックオペラを」
記者会見レポート◆CLOSE UP
宇野昌磨
「Ice Brave」でアイスショーを初プロデュース◆REPORT
◇ プリンスアイスワールド
◇ スターズ・オン・アイス
◇ BIS F25◆NEWS 友野一希/島田高志郎
表紙&巻頭特集は「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」

今回、表紙を飾ってくれたのは、「氷艶」でW主演を務める高橋大輔さんと、NEWSの増田貴久さん。なんと、スケーター以外の方が表紙に登場するのは、本誌、別冊を通して初めてのこと。撮影現場では、モニターを確認しながら阿吽の呼吸でポージングや表情を調整していく高橋さんと増田さん。すでに息ぴったりの2人が、アイスショーではどんな化学反応を見せてくれるのだろう……そんな期待を抱かせる撮影となりました。
高橋さんと増田さんは巻頭の対談インタビューにも登場。お互いの印象や、同い年の2人の共通点を話しながら、終始和やかなインタビューとなりました。今作のモチーフが「桃太郎」のもととなった「温羅伝説」ということから、増田さんが語る“正義とは”という話題は、長くプロフェッショナルの世界の第一線で活躍されてきた増田さんのお人柄をうかがい知ることができる興味深いお話。さらに、エンターテインメントの力についてなど、優しい語り口のお2人から出てくるかっこいいお話の数々、必読です。
さらに、演出を手掛ける堤幸彦監督、音楽を担当し、スペシャルゲストアーティストとしても参加するSUGIZOさんにもインタビュー。作り手の方々の視点を知ることができる貴重なお話です!

「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」
7月5~7日11:30&16:30/横浜アリーナ
公式サイトhttps://hyoen.jp/
最新の宇野昌磨を知るロングインタビュー!
宇野昌磨さんのロングインタビューは、初プロデュースするColantotte Presents宇野昌磨アイスショー「Ice Brave」の開幕を直前に控えた練習現場を訪ねて行いました。リンクにお邪魔すると、そこには出演スケーターたちへちょっとした演出をつけたり、振付指導をする宇野さんの姿が。これまで見ていた“スケーター・宇野昌磨”とは、また違った表情に驚きつつ、撮影とインタビューをしてきました。インタビュアーは野口美惠さんです。
撮影は、「スケーターとしての爽やかな表情と、リーダーとしてのクールな一面」が裏テーマ。外の爽やかなカットは「自然に笑うのが難しい」という宇野さんと、スタッフ陣が談笑しながら撮影。クールカットでは、「カメラをにらんでください!」「自身のなかの“偉そう”を目いっぱい引き出して!」という無茶ぶりにも、ばっちり応えてくださり、表情を切り替える役者っぷりはさすがでした。
プロデューサーという新しい経験のなかで感じた自身の移ろいを、感情と理論の両側面から語ってくれました。プロスケーターとなった自身のことを「社会人」と表現したり、ショーの本番やリハーサルを試合に例えて話したりと、ボキャブラリーや論理的思考の共有の仕方がユニークで、いまの宇野さんらしさが感じられるお話ばかりです。

Colantotte Presents
宇野昌磨アイスショー「Ice Brave」
●愛知公演
6月14日12:30&16:30、15日12:30/愛・地球博記念公園(モリコロパーク)アイススケート場
●福岡公演
6月21日11:30&15:30、22日11:30/オーヴィジョンアイスアリーナ福岡
●新潟公演
7月12日11:30&15:30、13日11:30/MGC三菱ガス化学アイスアリーナ
公式サイトhttps://icebrave.shomauno.com/
春のアイスショーを振り返る
今年4月に行われたアイスショーから「プリンスアイスワールド」、浅田真央さんが9年ぶりに出演した「スターズ・オン・アイス」、さらに宇野さんらとアニソン界のレジェンド・高橋洋子さんが共演した「BIS F25」のレポートをお届けしています。また、バックカバーには友野一希選手が登場するほか、友野選手のホームリンクで開催された5月の「浪速フィギュアスケートフェスティバル」も紹介。(ウェブ版速報はこちら>>友野一希ら、浪速フィギュアスケートフェスティバルで躍動)

春のときめきを思い起こし、夏へ向けてギアを入れる「アイスショーの世界11」。ぜひお手に取ってお楽しみください!