友野一希「次はどんな呼ばれ方をするのか楽しみ」
続いて行われたのは、来場者からの質問に答えるかたちでのトークショー。まず今季の目標を聞かれた木科は「大学院生としてスケートも学業もがんばっています。来年がおそらく引退のシーズンになるので、全日本選手権でいままでお世話になった人に感謝の気持ちを伝えられるようなスケートをすることが目標です」と語った。
次は大島への質問。「いつも赤い服を着ている印象があるのですが、大学でもいつも赤いんですか?」というユニークな質問には「そうですね。赤いですね。面識のない親友の彼女に即座に服装で判別されたことがあります」とユーモアたっぷりに答え、新しいフリープログラムについては「父親(大島淳コーチ)がプロスケーター最後のアイスショーで披露したナンバーで、小さい頃それを見てかっこいいと思って憧れて、この曲をついに使う機会が来た」と強い思い入れを話した。
友野へは「大島選手、木科選手はどんな後輩ですか」という質問が。「生意気なんですけど、本当に助けてもらってることばかりで、普段からすごくお世話になっている2人です」と話し、気心の知れた間柄を窺わせた。次の「今季のプログラムはこんなふうに呼んでもらいたい! という希望はありますか」という質問には、「次はどんな呼ばれ方をするのかなというのが楽しみなので、いろんな呼び方で呼ばれるようにがんばっていきたい」と、新シーズンを見据えた明るいコメントを残した。