鍵山優真選手が、アドバイザリー契約を結ぶコラントッテのスペシャルイベントに登場しました。イベントが行われたのは4月27日、Alpen NAGOYA ナディアパーク内のイベントスペース。抽選に当選したおよそ50人のファンと、オープンスペースに集まったギャラリーに見守られながら、トークやクイズ大会、さらには取材の見学も行われた、充実のイベントをレポートします。
温かい拍手に迎えられて登壇した鍵山選手は「緊張しているんですけど、楽しめたらいいなと思います」と初々しくあいさつをすると、こんどは客席のあいだを歩いて回りながら1人1人にごあいさつ。昨年のイベントでも大好評だった“客席降臨”に、大歓声があがる盛り上がりとともにイベントがスタートしました。
再び登壇した鍵山選手は、「ぼくが予想していたよりすごく充実したシーズンになりました。昨年は怪我で全日本選手権しか出られず、その分悔しい思いが強くて、今シーズンはとにかくたくさん出てがんばりたいなと思っていたので、試合に出られたのはよかったと思いますし、成績もぼくがやれることはすべてやれたのかな」と、怪我から完全復帰した2023-2024シーズンを振り返りました。
世界選手権でトップを争ったイリア・マリニン選手らライバルについて聞かれると、「モチベーションの1つとして、仲間の存在、強力なライバルの存在がすごく大きい。そういった存在が気持ちを奮い立たせてくれたり、一緒に練習するときには吸収する部分がたくさんある」と、目をキラキラさせながらトークを展開。新シーズンについては「いちばん大事にしないといけないのは、1年間怪我をしないこと。世界選手権にしっかり出て、今年よりももっともっとすごい構成で、いいパフォーマンスをして優勝することがいちばんの目標です。全日本選手権はちょっと苦手意識があるのはあるので、しっかり調整して優勝したい」と、目標を語りました。
サイン入りブロマイドのプレゼント&ツーショット撮影会に続いて、鍵山選手が自ら問題作成に参加した○×形式の「クイズ鍵山優真」が行われました。鍵山選手のプロフィールから、大会での記録、交友関係にまつわるエピソードまで幅広く問題が出題され、「スケート靴は必ず左足から履く」「最近の朝ごはんはごはん派」といった鍵山選手のトリビアも明らかに。クイズに正解し続け、最後に残った優勝者に贈られたのは、2023-2024シーズンに使用していた刻印入りのコラントッテの磁気ネックレス。鍵山選手が上着のポケットからさっと取り出し、その場で手渡されました。さらに、「もう一声」というMCのアドリブに、「じゃあ、ジャージを」と、なんとイベント終了後に着用していた上着にサインを入れてプレゼントすることに。
その後、難易度マックスの2回戦が始まり、最後は「来シーズンを漢字一文字で表すとしたら“魅”である。〇か×か」という問題で決着。正解は「×」。「来シーズンはもっと質をよくしてトップを狙える構成、クオリティができたらいいなと思って」と、選んだ漢字は「質」。色紙に「質」の字をしたためて正解発表を行い、2回戦の優勝者には、そのまま色紙が贈られました。
さらに、最後にはサイン入りグッズが当たる抽選会が行われ、大盤振る舞いの鍵山選手。すべてのプログラムを終えたあと、ファンが見学するなかで、囲み取材に応じてくれました。