2025年12月12日
「駅の推しプリンスアイスワールド」プロジェクトなどPIWを全力プッシュ

プリンスアイスワールド 町田樹さん&PIWメンバー、小平駅・本川越駅でグリーティング

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今週末(12月13日、14日)に愛知公演、1月に東京公演を控えている「プリンスアイスワールド(PIW)」。公演を前に、PIWチームメンバーによる初の駅でのグリーティングイベントが行われました。11月29日には西武新宿線・拝島線の小平駅、12月4日には西武新宿線の本川越駅で実施。西武線各駅でPIWの「推しメンバー」を決めて応援する「駅の推しプリンスアイスワールド」プロジェクトや、1月の東京公演の開催日には特急レッドアロー号が特別に会場最寄りの東伏見駅で臨時停車するなど、西武グループを挙げて「プリンスアイスワールド」をプッシュする取り組みを取材しました。

小平渓介さん、小平駅に見参!町田樹さんらとともにグリーティング

11月29日の小平駅でのイベントに参加したのはPIWのアンバサダーを務める町田樹さんと、PIWメンバーの小平渓介さん、浅見琴葉さん。それぞれ鉄道員さんの制帽をかぶって、レアな姿でのお目見えになった。

自身のパネルと並んでポーズをとる小平渓介さん Photos©World Figure Skating/Shinshokan

小平さんは小平駅の推しメンバーで、イベント当日に限らず、プロジェクト期間中はレディーの出で立ちで熱演する小平さんの全身パネルやポスターが駅頭に飾られている。小平さんが小平駅の推しメンに選出された理由は、まさかダジャレ……!? でも、推す理由は人それぞれ、駅それぞれ。ちょっとしたきっかけでPIWを見に行ってみようという気持ちになれそうな取り組みだ。生粋のエンターテイナー小平さんはノリノリでポーズを決め、町田さんは驚くほど似合う制帽にちょっと指をかけて、粋に挨拶。浅見さんも制帽が愛らしさを引き立て、揃ってフォトセッションに応じたあと、ファンや駅頭を通る乗客にチラシを配ったりといった交流を行い、PIWをアピールした。

制帽姿でグリーティングイベントに臨んだPIWアンバサダーの町田樹さん。「浅見さんも小平さんも身のこなしが美しい、素晴らしいスケーターだと思います。そういうスケーターがたくさん集まって、PIWチームが成り立っております。彼らが織りなすミュージカルとスケートのコラボレーションのアイスショー、ぜひご覧になっていただけたらと思います」
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浅見琴葉さん、故郷・川越に錦を飾る

12月4日の本川越駅でのグリーティングイベントでは、男女ラインキャプテンの小林宏一さん、松永幸貴恵さん、そしてご当地・川越出身の“小江戸っ子”浅見琴葉さんが参加した。

浅見琴葉さん、松永幸貴恵さん、小林宏一さんを手作りのバナーで迎えた駅スタッフのみなさん。「職員も楽しんでやっているので、それが伝わって盛り上がっているのかなと思います」と管区長の猿谷さん(左端) Photos©World Figure Skating/Shinshokan

もちろん本川越駅の推しメンバーは浅見さん。ギンガムチェックのドレスが映える全身パネルが改札横に飾られているほか、駅2階コンコースの壁全面をプリンスアイスワールドのポスターと浅見さんのフォトポスターで装飾し、当日はピンクの推しバナーを準備、管区長(偉い人)も駆けつけるなど、かなり気合いの入った推しぶりだ。制帽・制服姿のスケーターたちは集まったファンや地域の方々と言葉を交わしたり、このために新しく作成したというオリジナルの写真入り名刺を配ったりと、近い距離で交流。とくに上下とも制服をまとった浅見さんのきりっとした駅員さん姿が微笑ましい。

この日は特急レッドアロー号のお見送りも行われた。東京公演が開催される1月9~12日の公演前後の時間帯には、会場ダイドードリンコアイスアリーナの最寄り駅・東伏見駅に、日ごろは通過する特急レッドアロー号が特別に臨時停車する。新宿方面と本川越方面、上下線のレッドアロー号が停車するので、アクセスは抜群。3人は本川越を出発するレッドアロー号を背にした記念撮影のあと、手を振って出発をお見送り。“特急に乗ってアイスショーを見に行く”というスペシャル感に満ちた当日への期待をさらに高めていた。

特急レッドアロー号の前でまるで一日駅長のような浅見琴葉さん

パネルにサインを入れた浅見さんは「小江戸川越に生まれ育っているので、心からうれしいです」と喜び、川越については「地元が大好きすぎて語り切れないんですけど、川越の街並みは明治大正から令和まですべての時代を網羅しています。無形文化財のお祭りも盛り上がるので、川越にもぜひ足を運んでください。おいでの際はもちろんレッドアロー号で!」と、PIWと並んで地元アピールにも余念がない。松永さんは「駅のイベントは初めてでしたが、みなさまに来ていただけてうれしかったですし、直接名刺やシールをお渡しし、いろいろお話しできてよかったです」とイベントを振り返り、小林さんは「ミュージカル3部作の集大成ということで、1作目と2作目を融合させたのが3作目となっています。ゴールデンウィークのショーよりさらにレベルアップしたぼくたちを見せたいと思っていますので、愛知公演、東京公演、ぜひいらしてください」と締めくくった。

レッドアロー号の前で敬礼を披露する(左から)小林宏一さん、浅見琴葉さん、松永幸貴恵さん

西武グループを挙げてのプリンスアイスワールド応援。イベントに立ち会った西武鉄道の貝田さん(沿線価値創造本部事業創造部・沿線企画担当)は、「レッドアロー号臨時停車は昨年から始めた取り組みで、西武グループとしてプリンスアイスワールドを沿線のみなさまによりいっそう愛していただき、身近に感じていただくために、アリーナのある場所に特急が止まるのは象徴的だと考えております。イベントや”SMILES on ICE”と題したホームページの立ち上げなど、お客さまとアイスショーをつなげ、ショーをきっかけによりいっそうお出かけをしていただけるような取り組みを盛り上げていけたらと思います」と紹介した。

3年目を迎えた「駅の推しプリンスアイスワールド」プロジェクトでは、“西武線の顔”池袋を担当する小林宏一キャプテンをはじめ、全26駅にメンバーのパネルや推しポスターが掲示されている。駅×メンバーの組み合わせリストは公式サイトにて→
https://www.piw-official.com/2025-2026tokyo

= INFORMATION =
プリンスアイスワールド2025-2026「PIW THE MUSICAL ~The Best of BROADWAY~」
愛知公演 ●2025年12月13、14日11:30、16:00/愛・地球博記念公園(モリコロパーク)アイススケート場(全4回公演) ゲスト:荒川静香、宇野昌磨、村元哉中&高橋大輔、織田信成、田中刑事、鈴木明子、本郷理華 東京公演 ●2026年1月9~12日11:30、16:00/ダイドードリンコアイスアリーナ(全8回公演) ゲスト:荒川静香、宇野昌磨、村元哉中&高橋大輔、織田信成、田中刑事、中田璃士
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