今季から味の素(株)「ビクトリープロジェクト®」のサポートを受けている坂本花織選手(シスメックス)が、8月29日、味の素グループ大阪支社を訪れ、社員交流セッションに参加しました。
「食べて、燃やして、減らして」
坂本と味の素の出会いは、今年3月の世界選手権(ボストン)。坂本は「世界選手権では、朝昼晩の3食サポートしていただけて、スタミナ切れの不安もなく、競技ができた。安心感が大きかった。こうして日常的に心強いサポートを受けられるのはすごくうれしい」と語った。7月末からサポートを受けはじめ、ちょうど1ヵ月。「体重管理をしていると、食べない方向に行ってしまいがちだが、食べて、燃やして、減らすという知識をいただいてからは、食べるのは罪ではないのだと。食べないのが大事なのではなく、食べて減らして、なおかつスタミナをつけてというのが、一石三鳥くらいになる。サポートを受けだしてから、すごくコンディションも変わった」と変化を感じているようだ。
坂本の食生活の様子がクイズ形式で紹介されたあと、社員からの質問コーナーでは、「サポートを受けて新たに知った商品や好きになった商品は?」という質問が。坂本は「プロテイン系をまったく飲んでいなかった。100%ごはんで生きてきたので、筋肉の分解をおさえるとか、回復を早めるとかぜんぜんやってこなかった」と明かし、「“アミノバイタル”を飲みだしてから、本当にコンディションがよくなりました。朝、早すぎてごはんが食べれないときは、リンゴ味のゼリー(“アミノバイタル マルチエネルギー”)。それから、“おなかすこやかオリゴ”をヨーグルトに入れています。めちゃくちゃ快便で、続けていこうと思いました」とお気に入りを紹介した。
交流会の最後には、味の素のコーポレートキャラクターの「アジパンダ」が大好きだという坂本に、エプロンやグッズが贈られた。「かわいい」「手触りがいい」と嬉しそうに受け取った坂本に、社員たちからの応援メッセージが入った横断幕が手渡され、温かい思いのこもったサプライズプレゼントに、坂本は「すごい、めっちゃうれしい!」と感激していた。
「最高の成績で終われるようにがんばります」
イベント後、取材に応じた坂本は、「初めて味の素の大阪に来させていただいたんですけど、たくさんの方が温かい笑顔で迎えてくださったので、うれしかったです」と充実した表情を見せた。
「ビクトリープロジェクト®」のサポートを受ける前は、「なんともひどい食事だった」と振り返り、「成長期には、白ご飯ぬきとか、野菜だけとか、16時間ダイエットとか、ダイエットは一通りやったが、どうしてもリバウンドしてしまう。減量したあと体調を崩したり、負のサイクルになっていたが、改善の仕方がわからなかった。でもサポートを受け始めてからは、量も自分で調整できるようになり、コンディションがよくなって、体重維持もしやすくなった」と話した。自炊では、野菜をしっかりとって、(胃腸を温める)汁物を欠かさないようにしており、「毎朝だし巻き卵は作っていて、最近は鮭フレークを作るのにはまっている」と明かした。
9月5日開幕のチャレンジャーシリーズの木下グループ杯(関空アイスアリーナ)が今季初戦となる。「いつものシーズン序盤にしては、いいほうかなと思うので、初戦からいいスタートを切れたら」と抱負を述べ、ミラノ・コルティナオリンピックについては、「自分自身最後のオリンピックになるかなと思うので、そこでベストの演技ができたら、いちばん満足だなと思う。一番の目標は、やはり団体・個人の両方で銀メダル以上を狙えたらと思っています」と力強く語った。そして、ファンのみなさんに「長い間たくさんの方が応援してくださったおかげで、ここまでやることができた。現役の間で恩返しできるのは、やはり結果を残すしかないと思うので、最高の成績で終われるようにがんばります」とメッセージを送った。