本田真凜さんが初出演する映画「カラダ探し THE LAST NIGHT」。9月5日の全国公開に先駆け、学校プレミアイベントが8月26日、青稜中学校・高等学校（東京都品川区）で行われ、本田さんはメインキャストの橋本環奈さんと眞栄田郷敦さん、櫻井海音さん、安斉星来さん、鈴木福さん、吉田剛明さんとともに登壇しました。
本作は、2022年公開でホラー映画No.1ヒットを記録した実写映画「カラダ探し」の最新作。前作の最後に姿を消した明日香（橋本環奈）を救い出すため、幼馴染の高広（眞栄田郷敦）が新たなカラダ探しの参加者である5人の高校生たちとともに、真夜中の遊園地を支配する“赤い人”の恐怖と対峙する姿が描かれます。前作に続いて、映画「海猿」や国際エミー賞ノミネート作「MOZU」などで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取りました。
俳優陣が夏休みの学校をサプライズ訪問
この日、学び舎で行われた試写会に招待されたのは中高生約100人。作品を鑑賞したばかりの生徒たちの前で、原祐樹プロデューサーが“ホラー映画の作り方”と題した特別講義をするという形でイベントが開始された。原が「日本のホラーは怖さを追求する作品が多いのですが、ぼくはアメリカとか海外の、青春の要素があったり、ホラーだけではないものが好き。ちょっと怖がりの人も見に行ける、みんなで見に行く体験が楽しいというものを作りたかった」と話すと、途中で「みなさんにプレゼントがある」と降壇。入れ違いに映画の出演者7人がサプライズで登場すると、教室は黄色い歓声に包まれた。
今回の新作について、主人公・森崎明日香役の橋本環奈は「前作ではカラダを探す側だったのが、今回は探される側に。“願う”ということが多くて、高広（眞栄田）のことを信じて、明日香なりに正義で立ち向かっていくパート2でした。今回の映画は“THE 青春”みたいな、カラダを探すなかでも、ポップな映像だったり、音楽だったり、同世代で戦っていくところに共感していただけたのではないかと思います」と語った。いっぽう明日香の幼馴染・伊勢高広役の眞栄田郷敦は「1（前作）とはかなりぼくはキャラクターも身長も違って、変化しているなと思いました。あと、ホラー好きはもちろんなんですけれども、恋愛パートに、ぼくはめちゃくちゃキュンキュンして見てました」と話した。
本田真凜が演じるのは、“カラダ探し”に挑むメンバーに選ばれた木下有紗。美人で明るく、いつもクラスの中心にいるスクールカースト最上位の高校2年生という役柄だ。トークで、撮影中に青春を感じた瞬間について尋ねられ、「制服とかスカートが膝下丈でないといけないし、学校で携帯もダメで、小中高と厳しかったんです。だからちょっと短いスカートにときめきましたね。リボンとかちょっと長くしてみたり、一軍女子みたいな（笑）、映画のなかでギャルっぽい姿になれたのが心地よかったです」と笑顔で答えた。
イベント後半では、“青春あるある対決”が行われ、男子チームと女子チームが「あるある」を発表した。まず男子チームが「イベントで気合い入れがち」と書かれたフリップを掲げると、大きくうなずく生徒たち。眞栄田は「ぼくの高校時代は束感を作るのが流行っていたので、髪の毛をチネチネしていた」とコメント。続いて女子チームが「コンビニ自販機行きがち」と発表し、橋本が「私も高校生のときに、学校の斜め前にあるコンビニでいつも生ハムとか牛タンを買っていました（笑）」と明かすと、「あるある」とさらに激しく生徒たちが同意。生徒たちから大きな共感の拍手をもらった女子チームが見事勝利した。
最後に、出演者を代表して橋本が「中高生のみなさんとお会いする機会があまりなくて、みなさんの目の前に立って、映画を見た直後に会うのはすごくうれしく思います。「キャー！」と声を出して喜んでもらえて、元気が出ました。ぜひ、友だちとか家族と見に行って、“THE 青春”を感じていただけたら」と呼びかけ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
映画「カラダ探し THE LAST NIGHT」は9月5日全国公開。9月6日には、丸の内ピカデリーで公開記念舞台挨拶が行われ、全国ライブビューイングも実施される。
