「今年はどんな1年にしたいか?」と聞かれると、高橋は「あんまり考えずに、動き回りたいなと思っています。いろんな意味で。目の前にあることを一生懸命やっていけばその先になんかつながるんじゃないかな」と答えた。村元は「去年から振付師としても活動を始めたのですが、今年は踊りまくりたいなって感じです。自分でもいろんなジャンルを勉強していくのは大事かなと思っています」と話した。
また昨年3月のトークショーで、高橋が再演を願っていた「滑走屋」の再演(3月8、9日/ひろしんビッグウェーブ)が決定したことを司会が伝えると、ギャラリーから大きな拍手が沸き起こった。高橋は「再演なので、内容はほとんど変わりませんが、前回は急遽決まって詰め切らなかった部分があったので、そこを詰めていきます。今回はかなりブラッシュアップされるのではないかな。メンバーも何人か増えて、ちょっと面白いことになるんじゃないかなと思っています」と意気込んだ。前回から出演している村元も「高橋大輔フルプロデュースの魅力がつまった新たなアイスショーが生まれたのではないかと思うので、(再演が)すごく楽しみです」と期待を語った。
最後に、「未来ある子どもたちに向けて一言ずつメッセージを」と頼まれた2人。高橋は「すごいデカいですね!」と笑ったあと、真剣な表情で「スケートに限らず、やっていくなかで楽しみを見つけることがいちばん長続きするポイントだと思う。自分が楽しいのか楽しくないのかを感じながら過ごしていければ素晴らしい道が開けると思う。全力で1日1日楽しんでほしいと思います」と話した。村元も「小さいときからいろんな挑戦をすることによって、好きなことが見つかると思う。好きなことが1つ見つかると、生きがいを感じると思うので、いろんなことに挑戦してほしいと思っています」と思いを伝えた。
トークショーに続いて、東京スカイツリー公式キャラクターのソラカラちゃんと、東京ソラマチで45周年を記念したテーマカフェを開催中のピングーとともに、フォトセッションが行われた。高橋は、ソラカラちゃんとは昨年3月のイベント以来の再会とあって「久しぶり!」と声をかけるほほえましい場面も見られた。そのあと、かなだいは、大勢のギャラリーに手をふりながらリンクを周回。笑顔でリンクを後にした。