各地で夏の大会が始まり、いよいよチャレンジャーシリーズから国際大会が、そしてグランプリシリーズからオリンピックシーズンが本格化していきます。勝負、挑戦、夢、集大成……選手たちにとって多くの意味を持つ大切なシーズンを前に、今夏のオフシーズンを振り返ります。
今回は、7月上旬に行われたミラノ・コルティナ・オリンピック対策合宿より、7月5日の公開練習での囲み取材の女子選手たちのコメントをお届けします。北京オリンピック銅メダリストの坂本花織選手、銀メダリストの鍵山優真選手をはじめ、12名が参加し、氷上練習の講師は世界選手権4回優勝のカート・ブラウニングさん、2010年GPファイナル優勝のアリッサ・シズニーさんが務めました。

本記事は以降を有料でお届けしています。こちらの記事をご購入いただいた方には、以降公開予定のシニア男子選手、ジュニア女子選手、ジュニア男子選手の合宿コメントをご紹介する「夏総ざらい②~④」もあわせてご覧いただけます。ぜひお楽しみください!
坂本花織「自分らしいスケートを見せるにはブノワ先生の力が必要だった」
―― 今回の合宿で得たもの。
坂本 カートさんとアリッサさんにプログラムを見ていただいて、本当にいいプログラムなんだけど、もう1つグッとくるものがほしいと。表情がずっと一定だったので、もうちょっと何かこのプログラムに対して 、自分が伝えたいことをはっきりイメージしてやれば自然と表情もついて、よりお客さんに伝わるから、もうちょっと詳しくプログラムについて考えたほうがいいよと。すごくなんか、そうだなと感じました。